小学校中退のセネガル女性がサバールダンスのチャンピオンに、「ダンスが人生を変えてくれた」

取材が終わった後のBBモナスさん。サバールダンスはダイナミックで激しい動きをするが、取材中は淡々と話した。彼女は、セネガルの人口の96%を占めるイスラム教徒だ

4月19日に両国国技館でダンス

東京の両国国技館で4月19日に開かれる「マイナビ・ダンスアライブ2026」にもBBモナスさんは招待され、ゲストとして参加する予定だ。「セネガルの文化を日本人に伝えたい。国旗を持っていく。私個人のことも知ってもらいたい」とBBモナスさん。

ダンサーとして成功を収めるBBモナスさんだが、小学校を卒業できなかった悔しさは忘れない。「学校にはきちんと行きたかった」と繰り返す。

ダンサーとしての誇りがないわけではもちろんない。ただBBモナスさんによると、セネガルではダンスは地位の低い仕事だという。「きょうだいには勧めない。練習もハードだし」

とはいえBBモナスさんにとってサバールダンスは彼女の世界そのものだ。「結婚するなら、夫はダンサーが良い。なぜなら私に『やめろ』と言わないから。将来はもっと成功して大きな家に住み、車も買いたい。また生活が苦しいほかのダンサーも助けたい」と夢を膨らませる。

サーバルダンスに使うセネガルの太鼓の数々。右側に置かれているのがサバール

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