2017-11-21

【早割〆切2018/1/16】ブードゥー教の聖地で取材する!『Global Media Camp in ベナン』参加者募集

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世界はつながっている――。ganasが2018年春に主催する取材プログラム『Global Media Camp』のなかでも、この言葉を最も感じられる行き先が西アフリカのベナンです!

ベナンを語るうえで絶対に無視できないのが奴隷貿易の歴史。ご存知ですか? ベナン初の小説のタイトルは、フェリクス・クショーロが1929年にフランス語で書いた「奴隷」だということを。

『Global Media Camp in ベナン』で訪れるベナン最大の都市コトヌーの近郊には奴隷貿易の拠点となった港町ウィダがあります。フランスが支配する前の黒人国家であるダホメ王国は自ら、奴隷狩りをし、奴隷を売り、そのもうけで繁栄しました。地名のコトヌーとは、フォン人(ベナンの主要民族)の言葉で「死の川の河口」という意味。なんだか歴史の悲哀さを物語っているようです。

興味深いのは、売られて大西洋を渡った奴隷(フォン人ら)の末裔が、カリブ海の国ハイチの文化の根底を作ったこと。その代表がブードゥー教です。

フォン人の奴隷らはまた、黒人による世界初の共和制国家ハイチの独立(1804年)も勝ち取りました。この時代、奴隷による反乱は世界で数多く起こりましたが、おそらく唯一の成功例です。「ハイチ建国の父」のひとりであるトゥーサン・ルーヴェルチュールはフォン人。トゥーサンの父は、ハイチの農園主に売られた奴隷でした。

こうした負の歴史を乗り越えて、ベナンのいまがあります。といってもベナンは人口1000万にも満たない、「地球の歩き方」も出ていない“マイナーな国”かもしれません。ですがいまや、西アフリカの民主国家のモデル国。近年は他のアフリカ諸国と同様に、中国とインドをはじめとするアジア諸国との関係強化を強めています。

世界にはおよそ200の国があります。この4分の1超がアフリカ諸国。アフリカを抜きに世界を語ることはできません。フランス語を勉強中の方(通訳を付けるので、フランス語ができなくても大丈夫)、アフリカに興味のある方、『Global Media Camp in ベナン』にぜひ参加して、アフリカを多角的に見てみませんか? アフリカ通に近づく大きな一歩になること間違いなしです。

 

■ベナン(コトヌー)のここが魅力・興味深い!

☑フランスが支配する前のダホメ王国は奴隷貿易で栄えた国。黒人自身が黒人を奴隷狩りしていた。

☑ハイチ(カリブ海の国)革命を支えたのは、フォン人の奴隷の末裔たち。「ハイチ建国の父」のトゥーサン・ルーヴェルチュールはフォン人の血を引く。ちなみにハイチはラテンアメリカ最初の独立国(1804年)で、ベナンの独立(1960年)より156年も早い。

☑ベナンはブードゥー教発祥の国。ハイチへ奴隷として連れていかれたフォン人らは農園から逃げ出し、山間部などに共同体を作った。そこで発展させたのがブードゥー教。ブードゥー(英語)をベナンでは「ヴォドゥン」と呼ぶが、これはフォン人の言語で「精霊」の意味。

☑ブードゥー教を、カトリック教会は植民地時代に「奴隷の邪教」として弾圧。20世紀初めにハイチを占領した米国も、ハリウッド映画などでゾンビを気色悪い存在として取り上げ、ブードゥーのイメージダウンを図った。

☑ダホメ王国を滅ぼすために闘った兵士の多くは黒人だった。特にヨルバ人の敵意がダホメ王国を凋落させ、フランスの植民地支配につながった。

☑ベナンは多民族国家。およそ25%を占めるフォン人を筆頭に、ヨルバ人、バルバ人、アジャ人、プール人、ソンバ人など46の民族がいる。

☑ヴォドゥン(ブードゥー教)は1992年から国教だが、ベナンは多宗教の国でもある。駐日ベナン大使館によると、ブードゥー教 58%、キリスト教 25%、イスラム教 17%。

☑コトヌー郊外にはアフリカ最大の水上集落ガンビエがある。「アフリカのベニス」の異名をとる。奴隷として売られることから逃れるために作ったといわれる。

☑アフリカの歌姫アンジェリーク・キジョーを生んだ国。創造的な音楽が魅力的。アフリカの女子教育を支援していることでも有名な歌手。

☑ベナンは1960年に独立した若い国(ちなみに国民の半分が15歳以下の子ども、と人口構成的にも若い)。当時の国名はダホメで、ベナンになったのは1975年。社会主義(マルクス・レーニン主義)を1989年12月に放棄した国としても知られる。

☑日本で有名なベナン人といえば、ビートたけしの元付き人・タレントでTV番組「ここがヘンだよ、日本人」で人気を博したゾマホン氏。2012年から駐日ベナン大使。ベナンに日本語学校を建ててきた。

☑『Global Media Camp in ベナン』のコーティネーターを務めるNPO法人AYINAのゾマホン・スールレレ代表は、ゾマホン氏の甥。

☑ベナンの治安は良い。外務省の海外安全ホームページを見ても「レベル1」と、インドネシアやミャンマー、カンボジアなどと同じレベル。

いかがでしたか? ベナンの興味深さに驚きませんでしたか? グローバルな人材になりたいのであれば、アフリカを体験することは必須です。どうせ訪れるのなら(アフリカは遠いので人生で何度も行けません)、取材を通して、現地の事情が詳しくなり、また、情報を引き出す力や伝わる書き方などをスキルアップできる『Global Media Camp in ベナン』に参加してみませんか?

『Global Media Camp』は2014年の春以来、東南アジアで合計18回開催してきた実績があります(以前のプログラム名は「基礎ジャーナリスト講座」)。途上国を本格的に取材できる唯一無二のプログラムとして毎回大好評をいただいています。アフリカで開くのは初めてです。

取材は、現地のことを短期間で可能な限り深く、また多角的に知る手段のひとつ。また、書く技術(文章で伝える技術)は、記者にならなくても、営業・マーケティング・企画・プレゼン・報告などさまざまなシーンで活用できる「一生もののスキル」になります。『Global Media Camp in ベナン』にはganas編集長が全日程に同行しますので、ネタの見つけ方、取材対象者への質問の仕方、記事の書き方などを直接指導してもらえます。

『Global Media Camp』の2018年春の行き先はベナン(コトヌー)のほか、南米のコロンビア(メデジン)と東南アジアのカンボジア(シェムリアップ)があります。

 

■『Global Media Camp in ベナン』の概要

行き先:ベナン・コトヌー
期間:2018年3月6日(火)~3月15日(木)
*3月6日に現地集合(コトヌーの国際空港でお迎え)、3月15日に現地解散、9泊10日
*推奨フライトについてはご相談ください
料金:社会人21万9800円、学生19万9800円
*渡航費、保険代、ビザ代(8000円)、黄熱病の注射代は含みません
*含まれるもの:講習費、現地での移動費(帰りのホテル⇒空港は除く)、宿泊代、食事代(朝、昼、夕。ただし飲み物は除く)
〆切:2018年2月6日(火)
*2018年1月16日(火)までのお申し込みは1万円割引(入金が完了していること)
*ご友人同士で申し込むとそれぞれに1万円キャッシュバック(ganasの各種有料プログラムに初めて参加する方が対象)! 早割との併用もOKです!
定員:8人(先着順)、最少催行人数4人
事前研修:2月前半または3月前半を予定(1回で7~8時間)
*参加者の都合を優先し、日時を決めます。ご相談ください
*場所は東京・市ヶ谷のJICA地球ひろばを予定
報告会:2018年4月末~5月中旬を予定(希望者のみ)
主催:特定非営利活動法人開発メディア(ganasの運営団体)
問い合わせ先:devmedia.ganas@gmail.com
詳しい説明資料https://drive.google.com/open?id=1oh0tnZuOf5vAXbAblk6j94JNP9NcxLk9
申し込み方法:お問い合わせいただければ申込書をお送りいたします。下のURLをクリックしてもダウンロードできます。ご家族とご相談のうえ、記入した申込書をメールでお送りください。
https://drive.google.com/file/d/1bjR8YhS7PcEY5GXN7Cp4E1QwI-e-kG7X/view?usp=sharing

 

■『Global Media Camp in ベナン』の基本的なスケジュールと取材先候補

3/ 6(火)到着
3/ 7(水)午前:取材、午後:記事の執筆
3/ 8(木)午前:取材、午後:記事の執筆
3/ 9(金)午前:取材、午後:記事の執筆
3/10(土)午前:取材、午後:記事の執筆
3/11(日)午前:取材、午後:記事の執筆
3/12(月)午前:取材、午後:記事の執筆
3/13(火)午前:取材、午後:記事の執筆
3/14(水)終日:記事の執筆、夜:フェアウェルパーティー
3/15(木)午前:ふりかえり、解散

下のような取材先を候補として考えています(ご希望があればお気軽にお問い合わせください)。

パイナップル農園、NGO、アートショップの店主、美容師、元歌手のレストラン経営者、起業家、大学生、ブードゥー教、教師、テイラー(仕立屋)、家事労働者など。

 

■『Global Media Camp』をおススメする3つの理由

1)途上国を取材できる!
‥‥『Global Media Camp』は途上国を本格的に取材できる日本発で唯一のプログラムです。スタディツアーのように、担当者からレクチャーを受けるのではありません。参加者自らが自由に質問します(現地語と英語/日本語の通訳をつけます)。『Global Media Camp in ベナン』ではフランス語ができる方はフランス語を使って取材に挑戦できます。 

2)スキルアップできる!
‥‥『Global Media Camp』では新しい体験をするだけではありません。長所や問題を見つける力、情報を引き出すために質問する力、物事を掘り下げる力、伝わる文章を書く力などのスキルアップを目指します。各回の参加者は最大8人に絞っているため、ganas編集長からマンツーマンで指導を受けられます。思い出だけではなく、現地取材をベースにした「署名記事」が残ります。

3)途上国を「複眼の視点」で見られる!
‥‥「途上国=貧困 or 幸せ」と決めつけていいのでしょうか? 物事に対する見方は立場によって変わります。『Global Media Camp』では複眼で物事をとらえる方法を学びます。世の中には自分が知らないこと、自分自身で無意識に決めつけてしまっていることがたくさんあります。脱ステレオタイプを目指します。

*過去の参加者が書いた記事。ご参考まで(ベナンの話ではなく、いずれもカンボジア)。

カンボジアの「シェア文化」を見習え、法律・制度があっても日本が社会問題を解決できない理由
https://www.ganas.or.jp/20170919share/

カンボジアをアドラー心理学から考察してみた① 市場で働く女性たちが貧困から抜け出せないのは「恥をかくのが嫌だから」!?
https://www.ganas.or.jp/20170919adler/

 

■『Global Media Camp』で得られる4つのスキル

1)発見力
‥‥記事を書くには「ネタと切り口」が不可欠です。毎日の取材ではまず、具体的なネタ(切り口も)探しと格闘します。ネタ・切り口は、問題・課題や長所を指す場合も少なくありません。ネタ探しの日々は「見つける力」(発見力)を向上させます。

2)質問力
‥‥ネタ・切り口を見つけても、質問の仕方によって、得られる情報の質・量、ひいては記事の内容・レベルは大きく変わります。取材現場では毎日、記事を書くために必要なたくさんの質問をします。質問力を集中的に鍛えます。記事を発信するには、質の高いインプットは欠かせません。

3)考察力
‥‥質問(インプット)・ブレインストーミング・記事執筆(アウトプット)を繰り返すことで、物事を掘り下げる体験をします。「これまで見えなかったこと」が見えるようになることも。意外なことを見つけた瞬間はまさに快感!

4)文章力
‥‥カッコいい/美しい文章よりも、「伝わる文章」を書く方が大事ではありませんか? 伝えるには何よりも「書き始める前」の準備が大切。その方法を学びます。文章力はコミュニケーション力の基本なので、レポートやエントリーシート(ES)の作成にも当然役立ちます。とりわけ最近は、電話よりも、メールを書く機会が増えているだけに、文章で伝える重要性は高まっています。

 

■『Global Media Camp』はこんな方におススメ(社会人、学生)

◎途上国を掘り下げたい人
・途上国(世界はアジアだけではありません)をもっと知りたい!
・多様な途上国を多角的に見る方法を学びたい!
・貧困や教育、ジェンダー、スタートアップなど特定の分野を取材したい!
・歴史と現在(未来も)のつながりを取材であぶり出したい!
・フィールドワークをやってみたい!
・ベナンの若者と仲良くなりたい(友情は、ベナンをウォッチし続ける「基盤」となる)!

◎メディア・広報・コミュニケーションに関心のある人
・自分の目で見た途上国を多くの人に発信したい!
・プロのライターになりたい!
・「ネタを見つける力」「質問力」「書く技術」を上達させたい!
・既存メディアのあり方に疑問を感じているので、自分で取材・記事執筆をやってみたい!
・伝える力をつけたい!

『Global Media Camp』は2014年の春以来、フィリピン、ミャンマー、カンボジア、ベトナムで合計18回(かつてのプログラム名は「基礎ジャーナリスト講座」)開催してきました。参加者は総勢98人。年齢は18~58歳と幅広いです。

大学生の場合、参加者が多いのは慶応大学、東京外国語大学、上智大学、早稲田大学、明治大学、立教大学、青山学院大学、東京大学、筑波大学、法政大学、中央大学、津田塾大学、東京女子大学、ICU、日本大学、同志社大学、立命館大学、大阪大学など。文系の学生はもちろん、医学や看護学、都市開発、建築を学ぶ理系の学生の参加者もいます。

社会人ではJICA職員やNGO職員、コンサル会社社員、大学教授、公務員、青年海外協力隊の経験者・候補者・志望者などにご参加いただいています。

 

■帰国後にはこんな特典も!

・ganas主催の「2018年春 グローバルライター講座」(東京)に無料で参加できます(一般5万円、学生3万5000円相当)。ただしちょっとしたお手伝いをお願いします。
・ganasのボランティア記者として活動したい方は、ganas主催の「2018年春 77日記者研修」(東京)に無料参加できます(5万8000円相当)。

 

■講師
長光大慈(ganas編集長)

途上国・国際協力に特化したNPOメディア「ganas」編集長/特定非営利活動法人開発メディア代表理事。雑誌「オルタナ」編集委員。上智大学法学部を卒業後、アジア最大の日本語媒体であるNNA(現在は共同通信グループ)のタイ支局とフィリピン支局を立ち上げる。電気新聞記者、フリーライター、デベックス・ジャパン・メディア部門責任者などを経て現職。合計10年以上の海外在住経験(米国、タイ、フィリピン、インドネシア、ベネズエラ)、40カ国以上の渡航経験をもつ。青年海外協力隊のOBでもある。ハンモックのコレクター。

■コーディネーター
内藤俊輔(NPO法人AYINA副代表、コトヌー在住)

青年海外協力隊で東アフリカのルワンダで2年間活動後、ゾマホン駐日ベナン大使の甥ゾマホン・スールレレが代表を務める株式会社Africa NetworkとNPO法人AYINAの副代表を兼任。アフリカと日本を繋げるAfrica by African(アフリカ人によるアフリカ発展)の実現に向けて活動中。2015年にNHK番組「SONGS」、2017年にテレビ東京の番組「世界ナゼそこに?日本人」(http://www.dailymotion.com/video/x5atvp2)に出演。
・ツイッター:@Naikel0311
・NPO法人AYINAフェイスブックページ:https://web.facebook.com/ayina.org/
・NPO法人AYINAウェブサイト:http://ayina.org/

 

■主催団体:特定非営利活動法人開発メディア

2012年8月17日設立。途上国・国際協力を専門とするNPOメディア「ganas」を運営。下のボードで記事を発信中。キャッチフレーズは「途上国を知る。世界が広がる。」。
・ウェブサイト: http://www.ganas.or.jp
・フェイスブックページ: https://www.facebook.com/ganas.or.jp
・ツイッター:https://twitter.com/devmedia_ganas
・メール: devmedia.ganas@gmail.com
・所在地:埼玉県所沢市下安松521-6-101
・電話:080-3432-4844(長光)、04-2968-5350

 

■『Global Media Camp』の報告会・説明会の全日程
~お気軽にお越しください! 途上国トークを聞くだけでも楽しめます。12月以降の日程は調整中です~

『Global Media Camp』の報告会と説明会を下の日程で開きます。このプログラムでどんなことをするのか、学びは何なのかといった説明はもちろん、過去の参加者のプレゼンテーションも予定しています。「途上国はこう見るとおもしろい」といったお話もします。入場無料。会場はすべて、東京・市ヶ谷のJICA地球ひろば(東京都新宿区市谷本村町10-5)です。

・リアルな取材の裏側をお届け!『Global Media Camp in フィリピン』報告会
11月5日(日)13:15 – 14:45、JICA地球ひろば  セミナールーム202B
https://www.facebook.com/events/466789070388386/

・足で調べたミャンマーの実態、お伝えします!『Global Media Camp in ミャンマー』報告会
11月25日(土)17:00 – 20:00、JICA地球ひろば セミナールーム202B
https://www.facebook.com/events/490493771321793/

・日本人大学生とカンボジア人高校生がペアになって取材して「見えたこと」! 『Global Media Camp in カンボジア』報告会
11月27日(月)19:00 – 21:15、JICA地球ひろば セミナールーム202AB
https://www.facebook.com/events/519133268446657/

・12月9日(土)13時15分~15時45分
JICA地球ひろば  セミナールーム203
https://www.facebook.com/events/1898536710475619/

・12月15日(金)19時~20時45分
JICA地球ひろば セミナールーム202A
https://www.facebook.com/events/341194699623988/

・12月20日(水)19時~20時45分
JICA地球ひろば セミナールーム202A
https://www.facebook.com/events/159790314774922/

・12月28日(木)19時~20時45分
JICA地球ひろば セミナールーム202B
https://www.facebook.com/events/1958649911058783/

・2018年1月9日(火)19時~20時45分
JICA地球ひろば セミナールーム202A
https://www.facebook.com/events/915539128608418/

報告会・説明会に参加できない方は個別にご説明します。お気軽にご連絡ください(メールでも、フェイスブックのメッセージでも)。