2025-09-09

世界が右傾化するいま知っておきたい「グローバルサウス」を核にライティング・ニュース・外国語! 秋冬のプログラム一覧

 

グローバルサウス(途上国、新興国)を専門とするNPOメディア「ganas」がこの秋と冬に開講するプログラムを一覧にまとめました。すべてに共通するのは、「グローバルサウス(を知る)」をエッセンスに取り込んでいること。「ライティング+グローバルサウス」「ニュース+グローバルサウス」「言語+グローバルサウス」のように。

一石二鳥? いや、途上国への関心を高めたり、直接の支援につながるものもあるから一石三鳥か。他に追随を許さないユニークな学びのコンテンツをそろえました。

ライティングを学ぶ&発信する

【早割10/1】「伝わる書き方」と「グローバルサウス」を同時に学ぶ!『グローバルライター講座』(29期)

*2014年春から10年以上にわたって続く実績抜群のプログラム。始まるのは第29期。これまでの受講者は大学生はもとより、JICA海外協力隊員(候補生やOB・OGも)、JICA職員、NGO職員、国連職員、教師、医師、看護師、バックパッカー、現役の記者、メディア志望者、広報担当者、途上国が好きでたまらない方など累計850人以上。ライティングをどこよりも体系的・論理的に学べると好評です。毎週の課題を提出すれば、講師(ganas編集長)からていねいで具体的なフィードバックももらえます。短期間でのスキルアップに有効。途上国のホットな記事を題材に取り上げるため、グローバルサウスの動向も同時にアップデート。

【締切10/4】グローバルサウス・国際協力を伝える市民ジャーナリストになろう!『77日記者研修』(26期)

*上の『グローバルライター講座』の強化・実践版といえるのが『77日記者研修』。26期生を募集。ganasの記者になって取材し、途上国・国際協力の記事を書きます。ハードな半面、インタビュー&ライティングのスキルとアジア・アフリカ・ラテンアメリカ・中東・大洋州などの知識を本気でつけたい方にはおススメ。ご自身の関心がある国や分野でネットワークが広がるのも嬉しいですよね。学生の場合、『77日記者研修』を経て大手メディアに就職した修了生は多数。初回のみ費用がかかりますが、ganasの記者として継続して活動する方は次回以降無料となります(ganasサポーターズクラブには入っていただきます)。先進国(立場が強い側)が右傾化するなか、排除される側のグローバルサウスに改めて目を向けさせる記事を一緒に発信しませんか?

複眼の視点でユニークな海外発のエッセーを書こう!グローバルライター講座『初級コース』

(近日中に募集をスタートさせます)*1人称で自由につづるエッセーを書いてみたい方におススメのプログラム。いざ書こうとして最初にぶち当たる壁である「ネタ」と「切り口(視点)」の生み出し方について4回のグループワークで楽しく学びます。エッセーは想像力! わいわいアイデアを出し合いましょう。また、受講者の皆さんが書いたエッセーにもエッセーを被せて盛り上がります。途上国に行ったら/住んでいるから、他人と一味違う現地発のエッセーを発信してみませんか? 脱・だれもが思いつくような感想。

ニュースから「途上国視点」で世界をとらえる

【早割9/26】世界情勢が面白くなる!『途上国ニュースの深読みゼミ』(10、11、12、26年1月)

*途上国から世界をとらえるとどんな景色が浮かび上がるのか? 1本の記事を2時間かけてみんなで手分けして調べながら読み、気づいたことや今後の予測を言い合うのが『途上国ニュースの深読みゼミ』。2022年に開講して以来、リピーターが絶えない人気のプログラムです。講師を務めるganas編集長いわく、国際ニュースは“筋書きのない壮大な大河ドラマ”。私たちはまさに、ニュースの中を生きています。勉強というより、途上国ウォッチを「趣味」にしたい方、途上国がマンネリ化し、それを脱したい方に最適。読み方ひとつで国際ニュースはドラマのようにグッと楽しくなります。

外国語と「その国のいま」を同時に学ぶ

【締切9/14】無料トライアルあり「ミャンマー英語サロン」9期(9月15日~)

*2021年2月に起きた軍事クーデターで人生が一変したミャンマーの若者を相手に、英語を使ったコミュニケーションの実践練習をしながら、ミャンマーのさまざまなことも同時に学べるプログラム。英語を使って情報をとり(プチ取材!)、自分の世界を広げたい方にぴったり。受講料のおよそ半分を送金し、ミャンマーの若者の報酬となるほか、苦境に陥ったミャンマー人のためにも使います。

ベネズエラ人から学ぶ『命のスペイン語レッスン』(15期)

(近日中に募集をスタートさせます)*経済が破綻し、生活ができなくなったため、国民のおよそ4分の1が難民として国を出たベネズエラ。さまざまな事情から国内にとどまるしかないベネズエラ人のために仕事を作ろうと立ち上げたのが『命のスペイン語レッスン』(レッスン料の多くを主に報酬として現地に送金します)。これまでの受講者は延べ1058人と、いまや一番人気のプログラムに。すべてマンツーマンレッスンですので、初心者から上級者まで対応可能。日本のメディアが報道しない「ベネズエラで現実に起きていること」もダイレクトに知れます。

ベナン人に教わる『アフリカ流フランス語教室』(12期)

(近日中に募集をスタートさせます)*フランス語はいまや、アフリカ人から学ぶ時代! なぜならフランス語は大半の西アフリカ諸国の公用語だから。日本にいながら、最もホットな大陸アフリカと触れるチャンス。受講料のおよそ半分を送金し、講師の報酬のほか、一部をベナンの子どもたちへの教育支援にも使います。フランス語を学ぶことが国際協力に。