ミャンマーのバレンタインデーは「ペアルックの日」!?

P1030882ヤンゴン中心部の公園でデートするミャンマー人のカップルたち

2月14日はミャンマーでもバレンタインデー。若いカップルはこぞって外に出かけ、2人だけの濃密な時間を過ごす。公園でとりわけ目立つのがペアルックでデート中のカップルだ。

ヤンゴン市内の公園、さまざまなペアルックで決めたカップルの多いこと多いこと。きょう1日で30組以上のペアルックを見かけた。表情をご覧あれ。ペアルックで幸せになるのも悪くない。公園内では、植木と植木の間のスペースが“カップルシート”になっている。

時計屋や宝石店、はたまたコンビニでも「バレンタインセール」の真っ最中だ。

ヤンゴンの道路はいつにも増してひどい渋滞。タクシーの運転手は「バレンタインデーでみんな出かけるから車がとくに多い。(渋滞にはまって効率的に稼げないので)仕事は早めに切り上げて帰るよ」。

ミャンマーでは2月13日は、建国の父である故アウンサン将軍の誕生日。軍の流れをくむ連邦団結発展党(USDP)政権下ではあまり大々的に祝ってこなかったが、アウンサン将軍の娘アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)が2015年11月の選挙で大勝したこともあって、2016年は盛大に祝われた。2日連続のビッグイベントだ。

ペアルックで嬉しそうに写真を撮られる2人。ヤンゴン中心部の公園で

ペアルックで嬉しそうに写真を撮られる2人。ヤンゴン中心部の公園で

Wは「ウーマン」、Mは「マン」を意味しているとのこと

Wは「ウーマン」、Mは「マン」を意味しているとのこと。ミャンマーのカップルにとって傘は必須アイテムだ

公園で恋の世界を楽しむカップル。植木は格好のパーテーションだ

公園で2人の世界を楽しむカップル。植木は格好のパーテーション

ここまで恋人が多いと、公園で散歩するのもためらってしまう

ここまで恋人が多いと、公園で散歩するのもためらってしまう

ヤンゴン市内の時計屋。店内がバレンタイン一色だ

ヤンゴン市内の時計屋。店内はバレンタイン一色