2025-12-17

2026年2~3月は熱い現場取材を! タイ/ブラジル/セネガルで「市民ジャーナリスト」になる『Global Media Camp』

 

スタディツアーで満足できない社会人&学生の皆さまへ

「世界でいま一番ホットな(熱い)場所はどこ?」と聞かれたら、皆さまは何と答えますか。

米国? 欧州? 日本?

いや。途上国・新興国、いわゆるグローバルサウスですよね? 地域でくくるならばアジア、ラテンアメリカ、アフリカ。

欧米の存在感は相対的に低下し(悲しいことに日本は凋落)、代わって台頭してきたのが中国、ロシア、インド、ブラジル、メキシコ、トルコ、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、南アフリカ共和国、ナイジェリア、ケニア、セネガル、エジプト、サウジアラビア、イラン‥‥。

ご存知ですか。実は、世界人口の8割近くがグローバルサウスに住んでいることを。国の数でもこの比率はだいたい同じ。実は、世界の「マジョリティ」はもともと先進国ではなく、グローバルサウスなのです。

世界を知りたかったら、グローバルサウスへ! どうせなら、その国の一面を少しでも深く掘る方法「現場取材」をやってみませんか。一度の訪問が濃くなり、結果的に断然お得。他人と同じことをやりたくない社会人&学生の皆さまに最適です。

グローバルサウスを専門とするNPOメディアの「ganas」は2026年2~3月、東南アジアのタイ、南米のブラジル、西アフリカのセネガルを舞台に、だれもが「市民ジャーナリスト」になって現地を取材するプログラム『Global Media Camp』を開催します。

世界を知るために国際ニュースを読むのもとても良いですが、自分自身で深く掘りたかったら現場取材へGO!

Global Media Campでは基本、参加者ひとりひとりに「通訳兼ヘルパー」(基本は英語。ブラジルのみ日本語で直接取材できます)を付けます。通訳兼ヘルパーとペアになって取材し、記事を書き、それをganasのサイトで発信します。

現場取材の醍醐味は、又聞きではなく、参加者ひとりひとりが自ら当事者から話を聞けること。当事者ひとりひとりには固有の知られざる「ストーリー」があります。そこに耳を傾けることで、「○は○だ」といった固定観念が崩れていきます。ganasではこれを「感情がのった情報」と呼んでいます。脱・ステレオタイプ。

Global Media Campではまた、数多のスタディツアーのように、国連やJICAといった日本からでもアポイントをとれる「ありきたりのところ」には基本行きません。その土地に深く入り込んでいる現地コーディネーターのネットワークを生かし、普通ならば絶対に行けないもっとローカルな場所・会えない人を取材します。そのほうがその国のことを深掘りできると考えているからです。

Global Media Campは2014年春以来これまでに45回(9カ国13カ所)開いてきた実績があります。参加者は累計で215人。年齢も18~59歳と幅広いのが特徴です。取材は個人単位でやるので、参加者の専門性もさまざま(学生からJICA職員などまで)。

2026年の2、3月は「グローバルサウスを深掘りする春」にしませんか? 深く深く知っていく楽しさを味わってください!

補足すると、世界には200以上の国・地域があります。グローバルサウスだけでもおよそ160カ国・地域。音楽が世界のさまざまなサウンドと出会い、交じり合って、魅力的で独自の作品を生み出していくように、私たちひとりひとりの世界に対する見方も同じ。さまざまな国・地域をひとつずつ、また少しずつ深く知ることで、立体的で自分ならではの世界観がもてるようになります。

『Global Media Camp』の詳細

【締切1/13】チェンマイに逃れたミャンマー難民を取材しよう『Global Media Camp in タイ』

<場所>タイのチェンマイ
<期間>2026年2月11日(水)~2月18日(水)、7泊8日(現地集合・現地解散)
<特徴>数十年前からいるミャンマー移民&軍政・徴兵制から逃れてきたミャンマー難民(タイ全土で暮らすミャンマー人は700万人といわれます)を徹底取材! “普通のミャンマーの人たち”のストーリーを追います。どんなことを考えているのか、どんな暮らしをいましているのか、母国で何があり、どうやって逃げてきたのか‥‥。
<費用>一般18万9800円、学生16万9800円(最大4万円の割引あり)+飛行機代(11月5日時点で往復5万円弱)など 

【締切1/28】日系移民の現在地と歴史を取材しよう!『Global Media Camp in ブラジル』

<場所>ブラジルのサンパウロ
<期間>2026年2月28日(土)~3月9日(月)、9泊10日(現地集合・現地解散)
<特徴>日系移民に特化して取材します(日本語OK)。1908年(明治41年)に第一陣がブラジルへ渡っておよそ120年。奴隷のような労働、差別、戦争(日本は敵性国家となった)を乗り越えてきました。「移民」とひとくくりにせず、彼らひとりひとりのストーリーを記事として残してみませんか。排外主義が台頭するいま、移民について深く考える機会に。
<費用>一般25万4800円、学生23万4800円(最大4万円の割引あり)+飛行機代(LCCを使えば、11月27日時点で往復17万円台から)など *日本国籍保有者はビザ、イエローカードともに不要。

【早割1/20】アフリカ×スポーツを取材!『Global Media Camp in セネガル』

<場所>セネガルのダカール
<期間>2026年3月20日(金)~3月29日(日)、9泊10日(現地集合・現地解散)
<特徴>スポーツを切り口にアフリカを深掘りしたい方に最適。取材で何が浮かび上がってくるのか、楽しみですね。主な取材先候補は、首都ダカールで2026年11月に開かれる「ユースオリンピック(ダカール2026)」への出場を目指すセネガル人アスリートやコーチをはじめ、各種スポーツ協会関係者など。また、格闘技とイスラム教が融合した「セネガル相撲」の選手も取材する予定。
<費用>一般25万4800円、学生23万4800円(最大4万円の割引あり)+飛行機代(11月11日時点で往復23万円台から)など *日本国籍保有者はビザ不要、日本から入国する場合はイエローカードも不要です。

Global Media Campに関係する説明会・講演会・報告会

【11/16(日)、12/1(月)】タイ/セネガル/南米で「市民ジャーナリスト」になるってどういうこと? 『Global Media Camp』Zoom説明会

【12/17(水)、12/28(日)、1/10(土)】タイ/ブラジル/セネガルで「市民ジャーナリスト」になるってどういうこと? 『Global Media Camp』Zoom説明会

*無料です。オンライン開催。
*随時更新します。

Global Media Camp以外の募集中のプログラム・イベント

現場取材がベストですが、日本にいながら(現場に行かなくても)できることもあります。グローバルサウス+α(ライティング、言語、ニュースを楽しく読むコツ)を楽しく学ぶ方法。

【締切1/4】複眼の視点でユニークな海外発のエッセーを書こう!グローバルライター講座『初級コース』(25年1月)~協力隊から途上国好きまで~

【締切12/30】世界情勢が面白くなる!『途上国ニュースの深読みゼミ』(26年1月)受講者募集

【1/27まで「お試しコース」のみ追加募集中】国際協力の新しいカタチ! 経済崩壊で生活苦に陥るベネズエラ人から学ぶ『命のスペイン語レッスン』(15期)

【1/11開催】ミャンマー英語サロン“つながる新年ミートアップDAY”~ランチ&現地ライブ報告~

【締切1/12】「日本語トークセッション」(3期)ネパールなど5カ国から選べる異文化交換!

*随時更新します。