2017-05-26

【催行決定】アンコールワットがある街を取材!『Global Media Camp in カンボジア』参加者募集

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ASEAN(東南アジア諸国連合)で今年大注目の国はなんといってもカンボジア! 6月4日の地方選挙は、来年7月に実施される5年に1度の国政選挙の「前哨戦」。ASEAN最後の“独裁者”フン・セン首相がどうなるのか、その行方に注目です。カンボジアでは、最大野党「救国党」のサム・ランシー党首がフン・セン首相から排除されそうになったり、ときな臭い動きが強まっています。

そんなホットなカンボジアで毎日取材し、毎日記事を書き、それをganasのサイトで発信する『Global Media Camp in カンボジア』。世界遺産アンコールワットのおひざ元・シェムリアップで本格的に取材できる日本で唯一のプログラムです。ganas編集長が全日程に同行するので、ネタの見つけ方(政治はどうあれ、庶民の生活は淡々と続く)から質問の仕方、記事の書き方までをマンツーマンで学べます。2017年夏の『Global Media Camp in カンボジア』の参加者を募集します。定員は先着8人。

世界人口の8割が途上国で暮らしていることをご存知ですか? ASEAN10カ国の人口だけでも6億人以上と、EUの約5億人を超えています。世界のマジョリティは先進国ではなく、実は途上国です。途上国を知らずして世界は絶対に語れません。

取材は、現地のことを短期間で少しでも深く知る手段のひとつです。また、書く技術(文章で伝える技術)は、記者にならなくても、営業・企画・報告などさまざまなシーンで活用できる「一生もののスキル」です。

途上国に関心をもっている/もちたい方(いまの時代、もたざるをえませんよね?)、取材の効果を知りたい方、文章を書くのが苦手な方、この夏の『Global Media Camp』に参加して、ぜひご自身をパワーアップさせてください。学生だけでなく、社会人の方にも最適なプログラムになっています。

『Global Media Camp』の行き先はカンボジア以外にも、セネガル(ダカール)ミャンマー(ヤンゴン)フィリピン(ネグロス島ドゥマゲティ)をご用意しました。キューバ(ハバナ)も調整中です。

 

■概要

◎行き先:カンボジア:シェムリアップ(世界遺産アンコールワットがある街)
◎期間: 2017年9月10日(日)~9月16日(土)
*9月10日に現地集合(シェムリアップ国際空港でお迎え)、9月16日夕方に現地解散、6泊7日
◎料金:社会人16万8000円、学生14万8000円
*渡航費、ビザ代(30ドル)、保険代は含みません
*含まれるもの:講習費、現地での移動費(帰りのホテル⇒空港は除く)、宿泊代、食事代(朝、昼、夕。飲み物は除く)
◎〆切:2017年8月10日(木)
*2017年7月10日(月)までのお申し込みは1万5000円割引(入金が完了していること)
*ご友人同士で申し込むとそれぞれに1万円キャッシュバック!(ganasの各種有料プログラムに初めて参加する方が対象)
◎定員:8人(先着順)、最少催行人数4人
◎事前研修:9月上旬を予定(最低6時間)
*参加者の都合を優先し、日時を決めます。ご相談ください
*場所は東京・市ヶ谷のJICA地球ひろばを予定
◎報告会:2017年10月末または11月上旬を予定(希望者のみ)
◎主催:特定非営利活動法人開発メディア(ganasの運営団体)
◎問い合わせ先:devmedia.ganas@gmail.com
◎詳しい説明資料:http://u0u0.net/DLhj(参加者の声、参加者が書いた記事も載っています)
◎申し込み方法:お問い合わせいただければ申込書をお送りいたします。下のURLをクリックしてもダウンロードできます。ご家族とご相談のうえ、記入した申込書をメールでお送りください。
http://urx.blue/DJ7g

 

■カンボジア(シェムリアップ)のここが魅力!

☑ASEANで政治的にいま一番ホットな国がカンボジア。ASEAN最後の独裁者の行方を占う国政選挙が来年7月に控えるなか、カンボジア人の考えを直接聞ける!

☑国民の4人に1人が殺されたとされる1970年代後半の大虐殺(犠牲者は100万人~300万人)の「40年後」を取材で考えることができる!(参考までにルワンダ大虐殺の犠牲者は人口の10~20%の50万~100万人)

☑ファシリテーションの技術を、コーディネーター(カンボジアで活動するプロのファシリテーター)から学べる!

☑一緒に取材へ行く通訳のカンボジア人と仲良くなれる。友情は、カンボジアをウォッチし続けられる「基盤」となる!

☑現地集合・現地解散だから、プログラムの前後に世界遺産アンコールワットを自分(実費)で観光できる!

☑都会でも田舎でもないシェムリアップの街は「発展」のあり方を考えるには最適!

☑割引額が一番大きい。早割と友だち割の両方を使えば2万5000円も安くなる!(理由は、カンボジアがイチオシだから)

 

■『Global Media Camp』の3つの魅力

1)途上国を取材できる!
‥‥『Global Media Camp』は途上国を本格的に取材できる日本で唯一のプログラム。スタディツアーのように、担当者からレクチャーを受けるのではありません。自らが英語で質問します(現地語と英語の通訳をつけます。英語力に不安のある方は準備の仕方をお教えします)! しかも取材先は、参加者の要望をベースに決定。

2)スキルアップできる!
‥‥『Global Media Camp』では新しい体験をするだけではありません。ネタや問題を見つける力、情報を引き出すために質問する力、物事を掘り下げる力、伝わる文章を書く力などを「スキルアップ」できます! 各回の参加者は最大8人に絞っているので、マンツーマンで指導を受けられます。本格的な取材記事を書いてみませんか? 思い出だけでなく、「署名記事」が残ります。

3)途上国を「複眼の視点」で見られる!
‥‥「途上国=貧困 or 笑顔」と決めつけていいのでしょうか? 物事に対する見方は立場によって変わります。『Global Media Camp』では複眼で物事をとらえる方法を学べます! 世の中には自分が知らないこと、自分自身で無意識に決めつけてしまっていることがたくさんあります。脱ステレオタイプを目指します。

*過去の参加者が書いた記事。ご参考まで。

「貧困=不幸ではない」は間違いなのか? ミャンマーのダラ地区で見た本当の貧しさ
http://www.ganas.or.jp/20170404poverty/

 

■『Global Media Camp』で得られる4つのスキル

1)発見力
‥‥記事を書くにはネタが不可欠です。毎日の取材ではまず、具体的なネタ探しと格闘します。ネタは、問題・課題を指す場合も少なくありません。ネタ探しの日々は「見つける力」(発見力)を向上させます。

2)質問力
‥‥ネタを見つけても、質問の仕方によって、得られる情報の質・量、ひいては記事の内容・レベルが変わります。取材現場では毎日、記事を書くために必要なたくさんの質問をします。質問力を集中的に鍛えます。

3)考察力
‥‥質問(インプット)・ブレインストーミング・記事執筆(アウトプット)をすることで、物事を掘り下げる体験をします。「これまで見えなかったこと」が見えるようになることも。意外なことを見つけた瞬間はまさに快感!

*過去の参加者が書いた記事。ご参考まで。

イヌ=忠誠心、ミャンマー人仏教徒の「イヌ好き」は国民性!
http://www.ganas.or.jp/20160920dogs/

カンボジアの零細縫製工場で試されているのは「最新のマネジメント理論」だった!日本人経営者が学ぶべきポイントとは?
http://www.ganas.or.jp/20170308garment/

4)文章力
‥‥カッコいい/美しい文章よりも、「伝わる文章」を書く方が大事ではありませんか? 伝わる文章にカッコいいフレーズや美文は要りません。「書き始める前」の準備がなによりも重要。その方法を学べます。文章力はコミュニケーション力の基本ですから、レポートやエントリーシート(ES)の作成にも当然役立ちます。

 

■『Global Media Camp』はこんな方におススメ(社会人、学生)

◎途上国を掘り下げたい人
・途上国をもっと知りたい!
・多様な途上国を多角的に見る方法を学びたい!
・貧困や教育、ジェンダーなど特定の分野を取材したい(取材先は可能な範囲でアレンジします)!
・歴史と現在(未来も)のつながりを取材であぶり出したい!
・フィールドワークをやってみたい!

◎メディア・広報に関心のある人
・自分の目で見た途上国を多くの人に発信したい!
・プロのライターになりたい!
・「ネタを見つける力」「質問力」「書く技術」を上達させたい!
・メディアに疑問を感じているので、自分で取材・記事執筆をやってみたい!

『Global Media Camp』はこれまで、フィリピン、ミャンマー、カンボジア、ベトナムで合計15回(以前のプログラム名は「基礎ジャーナリスト講座」)開講してきました。参加者は総勢84人。年齢は18~58歳と幅広いです。

大学生で多いのは慶応大学、東京大学、早稲田大学、上智大学、筑波大学、明治大学、立教大学、青山学院大学、法政大学、津田塾大学、東京女子大学、中央大学、ICU、日本大学、同志社大学、立命館大学、大阪大学など。文系の学生はもちろん、医学や看護学、都市開発、建築を学ぶ理系の学生の参加者もいます。

社会人ではJICA職員やコンサル会社社員、大学教授、地方公務員、青年海外協力隊の経験者・候補者・志望者などにご参加いただいています。

 

■帰国後にはこんな特典も!

・ganas主催の「グローバルライター講座」(東京)に無料で参加できます(一般5万円、学生3万5000円相当)。ただしちょっとしたお手伝いをお願いします。

・「ganasのボランティア記者として活動し続けたい」とコミットの高い方は、ganas主催の「77日記者研修」(東京)に無料参加できます(5万8000円相当)。

 

■講師
長光大慈(ganas編集長)
ganas編集長。オルタナ編集委員。上智大学法学部を卒業後、アジア最大の日本語媒体であるNNA(現在は共同通信グループ)のタイ支局とフィリピン支局を立ち上げる。電気新聞記者、フリーライター、デベックス・ジャパン・メディア部門責任者などを経て現職。10年以上の海外在住経験(米国、タイ、フィリピン、インドネシア、ベネズエラ)、2年以上の旅行経験(約40カ国)をもつ。青年海外協力隊のOBでもある。ハンモックのコレクター。

■主催団体:特定非営利活動法人開発メディア

2012年8月設立。途上国・国際協力を専門とするNPOメディア「ganas」を運営。下のボードで記事を発信中。キャッチフレーズは「途上国を知る。世界が広がる。」。
・ウェブサイト: http://www.ganas.or.jp
・フェイスブックページ: https://www.facebook.com/ganas.or.jp
・ツイッター:https://twitter.com/devmedia_ganas
・メール: devmedia.ganas@gmail.com
・所在地:埼玉県所沢市下安松521-6-101
・電話:080-3432-4844(担当・長光)、04-2968-5350

 

■『Global Media Camp』の説明会の全日程
~お気軽にお越しください! 途上国トークを聞くだけでも楽しめます~

2017年夏の『Global Media Camp』の説明会を下の日程で開きます。このプログラムでどんなことをするのか、学びは何なのかといった説明はもちろん、過去の参加者のプレゼンテーションも予定しています。「途上国はこう見るとおもしろい」といったお話もします。入場無料。会場はすべて、東京・市ヶ谷のJICA地球ひろば(東京都新宿区市谷本村町10-5)です。

・5月21日(日)午後7時40分~午後8時10分(報告会)
JICA地球ひろば  セミナールーム601・602
https://www.facebook.com/events/807225849432999/

・6月2日(金)午後7時~午後8時45分(説明会)
JICA地球ひろば セミナールーム603
https://www.facebook.com/events/621069708103011/

・6月12日(月)午後7時~午後8時45分(説明会)
JICA地球ひろば セミナールーム603
https://www.facebook.com/events/1923698357912618/

・6月24日(土)午後5時30分~午後7時15分(説明会)
JICA地球ひろば セミナールーム601・602
https://www.facebook.com/events/1917770288504594/

・7月5日(水)午後7時~午後8時45分(説明会)
JICA地球ひろば セミナールーム601
https://www.facebook.com/events/316868325430767/

・7月15日(土)午後5時30分~午後7時15分(説明会)
JICA地球ひろば セミナールーム601・602
https://www.facebook.com/events/1900490576840470/

説明会へのお申し込みはメール(devmedia.ganas@gmail.com)、または上のフェイスブック(FB)のイベントページの「参加予定」を押していただいても受け付けます。説明会に参加できない方は個別にご説明します。お気軽にご連絡ください(メールでも、FBでも)。