2019-12-19

1/18 チャリティクッキング! ベネズエラ・コロンビアの料理を食べながら難民&紛争被害者のことを知ろう

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東京オリンピックで盛り上がりそうな2020年。そんな1年の初めに、チャリティクッキングイベントに参加してみませんか? テーマは南米のベネズエラとコロンビア。ラテンアメリカの雰囲気を楽しみながら、それがチャリティになって、しかもベネズエラ難民とコロンビアの紛争被害者のこともわかる。そんな一石三鳥のイベントです。

主に下の5つのアクティビティをご用意します。

①ベネズエラとコロンビアの国民食「アレパ」を作って食べよう!
アレパとはトウモロコシのパン。いろんな食べ方をご紹介します。

②コロンビアのお酒「アグアルディエンテ」を飲んでみよう!
そのまま飲んでもよし、割ってもよし。おいしい飲み方をお教えします。

③コロンビアのコーヒーを入れて飲もう!
飲み方はエスプレッソで。特別なマシンは使いません。

④ベネズエラとコロンビアの音楽を聞いてみよう!
有名どころから現地の人しか知らない歌手まで5~10人ぐらいご紹介できればと思います! ジャンルもいろいろ!

⑤ベネズエラ難民やコロンビアの紛争被害者についてのお話を聞こう!
途上国をテーマとするNPOメディア「ganas」の編集長・長光大慈がメインでお話します。現地からのメッセージもご紹介する予定。

なぜ、このチャリティクッキングイベントを開くのか? まず「世界の今」を表す下の数字を見てください。

・全世界の「紛争や迫害で家を追われた人」の数は2018年末の時点でおよそ7080万人。ざっくりいうと世界人口のおよそ100人に1人です! タイの人口に匹敵する数字。

・「紛争や迫害で家を追われた人」の数は増え続けています。15年前(2003年)は2000万人以下。それがいまや3.5倍以上の7080万人。過去最多です。

・2018年の1年だけでも、「紛争や迫害で家を追われた人」は1360万人もいます(東京都の人口とほぼ同じ!)。1日だと約3万7000人、1分あたりに換算するとなんと25人です。

・「紛争や迫害で家を追われた人」のなかで最も多い分類が「国内避難民」(国内の別の場所に逃れた人)です。その数、4130万人。これはスペインの人口よりちょっと少ないぐらい。

・国内避難民を世界で最も多く出している国は南米のコロンビアです。その数、およそ780万人。シリアよりも、コンゴ民主共和国よりも、ソマリアよりも多いのです。

・780万という数字はコロンビアの人口のおよそ16%を占めます。日本の人口に対する東京都在住者の割合はだいたい11%なので、それ以上。理由は、内戦が50年以上も続いたからです。内戦は終わっても、すべてが解決するわけではありません。

・「紛争や迫害で家を追われた人」で次に多い分類は「難民」(海外に逃れた人)です。2590万人。多い順からシリア、アフガニスタン、南スーダン、ミャンマー、ソマリア。

・難民問題で、2018年に世界で最も注目を集めたのは、経済が完全に破綻したベネズエラ。深刻な食料不足に陥ったため300万人以上(現在は460万人、人口の16%)が国外に逃れました。2020年末には650万人に達する可能性があると国連は予測しています。

・ベネズエラが難民を出すスピードは、中東シリアのペースを上回っています。シリア難民の数は、紛争勃発から4年経った2015年時点で480万人でした。

・ベネズエラ難民を最も多く受け入れるのがコロンビア。その数、140万人。ちなみにベネズエラは、コロンビアが内戦中に出した難民を受け入れていた国。つまり逆転現象が起きたのです。

・ベネズエラというと、一昔前は、「反米の旗手」「21世紀の社会主義」と世界から注目を集めた国。石油確認埋蔵量は世界トップ(イランやイラクの2倍)。紛争でなく、経済危機(もっといえばチャベス、マドゥロ両政権の失政)でここまで多くの難民を出すようになってしまったのです。

2020年はどんな年にしたいですか? 東京オリンピックを楽しみたい! 仕事を頑張りたい! いろんな国に行きたい! 新しいことを始めたい!

たくさんあると思います。人生に「夢」や「やりたいこと」がもてるのはとても幸せなことですよね。ぜひ実現してください!

ですが世界には、そうした環境で生きられない人もいます。1年の初めにちょこっとだけ、そんな人たちの人生に思いを馳せてみませんか? 自分だったらどんな気持ちになるのだろう、と想像してみていただけませんか?

今回のイベントの収益はすべて、ベネズエラ難民&コロンビア紛争被害者に還元します。参加費用のほか、中古カメラも集めています。お家に眠った使わない中古カメラをお持ちの方、ぜひご寄付ください。

お金は、コロンビア・メデジンに逃れたベネズエラ人が考え中のプロジェクトに寄付します。詳細は当日発表します(現在詰めているところ)。

中古のカメラは、元ゲリラ兵の心を癒すプロジェクト(ルーテル教会が主導)に使わせていただきます。こんなプロジェクトです。
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コロンビアのルーテル教会、元ゲリラ兵の心を「写真エッセー」で癒す!

中古カメラをお持ちいただける方は参加費無料とさせていただきます。ご寄付いただいた方には後日、現地で実際使っているようすを報告させていただきます。

ganasは2020年2月に、コロンビアで取材します。その際に届けます。一緒に行きませんか?
↓↓↓
【〆切1/6】難民・先住民の“本当の姿”を取材しよう!『Global Media Camp in コロンビア』参加者募集

【日時】

2020年1月18日(土)午後2時15分~5時15分

<タイムライン(予定)>

2:15 開始

2:20 – 4:00 チャリティクッキング
(東京でコロンビア料理を食べられるレストランはおそらく1軒のみ。ベネズエラ料理のレストランは聞いたことがありません。それだけ貴重です!)

・ベネズエラとコロンビアの国民食「アレパ」をクッキング(みんなで作って食べてみよう)!
・コロンビアのお酒「アグアルディエンテ」を飲んでみよう!
・コロンビアのコーヒーをエスプレッソで飲んでみよう!
・ベネズエラやコロンビアの音楽を聞いてみよう!

4:00 – 4:45 ベネズエラ難民やコロンビアの紛争被害者のことを知ろう

・ベネズエラに住んでいたときの教え子がコロンビアで難民になったお話(ganas編集長 長光大慈)
・元ゲリラ兵、国内避難民はどんな人たちなのか(Global Media Campの取材から)

4:45 – 5:15 交流タイム

5:15 終了

*お時間のある方は終了後、近くのお店へ飲みに行きましょう(実費をご負担ください)

【こんな方におススメ】

・日本で滅多に食べられない/飲めないベネズエラ・コロンビア料理を食べてみたい!
・簡単なベネズエラ・コロンビア料理を自分で作ってみたい!
・魅力的なベネズエラやコロンビアの音楽を知りたい!
・コロンビアコーヒーをエスプレッソで飲んでみたい!
・ベネズエラ難民について興味がある!
・コロンビアの国内避難民について興味がある!
・コロンビアの元ゲリラ兵について興味がある!
・紛争や平和構築について興味がある!
・ラテンアメリカが好き!
・世界を良くしたいと思っている!
・新年早々、何か良いことをしたい!
・使わなくなったカメラに新たな命を吹き込みたい!

【場所】

三星ビル 3F(1階)
東京都新宿区歌舞伎町2-38-9
https://goo.gl/maps/YVhySXDNHPw

【定員】

25人(先着順)

【価格】

・学生 2000円
・社会人 2500円
・カメラを寄付してくださる方 無料
・当日のご寄付も歓迎いたします

*キャンセルされても参加費は返金できません。ご了承ください。
*売り上げから経費を除いた金額はすべて寄付に回します。
*カメラは使える状態のものをお願いします(充電器もセットでお願いします)。

【申し込み方法/締め切り】

下のPeatixのページからお申し込みください。お申し込みはご入金をもって完了します。締切日は1月13日(月)です。定員に達した時点で締め切らせていただきます。
https://20200118venecolo.peatix.com/view

【主催】

特定非営利活動法人開発メディア(ganasの運営団体)
・ウェブサイト:https://www.ganas.or.jp
・フェイスブックページ:https://www.facebook.com/ganas.or.jp
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