2023-07-03

【〆切7/19】“国境なき日本語教師”になるための実践プログラム(第5期)の参加者募集、生徒の国籍は14カ国!

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 「“国境なき日本語教師”になるための実践プログラム」(第5期)は、ご好評につき満席となりました。誠にありがとうございます。
(「“国境なき日本語教師”になるための実践プログラム」運営チーム一同)

「194万9100人」。この数字が何かわかりますか? 日本政府観光局が発表した「2023年4月に日本を訪れた外国人の数」(推定値)です。

日本政府が海外からの入国規制を緩和した2022年以来、日本を訪れる外国人が急増。この5月に入国規制も完全撤廃されたので、コロナ前の水準を超える数の外国人が訪れることが予想されます。

それもそのはず、日本政策投資銀行(DBJ)と日本交通公社(JTBF)が2021年に、世界12地域で暮らす6139人を対象に実施したアンケートでは、日本は2年連続で「世界で最も行きたい国1位」に選ばれました。円安もあり日本人気は健在です。

国際交流基金(JF)によると、日本語を学ぶ外国人の数は約380万人(2021年)。日本人気の後押しもあって、日本語学習者の数は今後も増えると推測できます。そうなると「日本語教師」のニーズも増え、注目度が上がるのも必至ですね。

現在のところ、日本語教師になるのに看護師のような国家資格を取得する必要はありません。けれども外国人に日本語を教えるための知識や技術は必要です。しかもオンラインで教えることができれば、自分がどこにいようとも、アジアやアフリカ、ラテンアメリカに点在する生徒たちに日本語を教えることができるのです。

こうした意味と夢を込めて、プログラム名を「“国境なき日本語教師(JSF=Japanese teachers Sans Frontières)”になるための実践プログラム」と名付けました!

「“国境なき日本語教師”になるための実践プログラム」では、日本語を教えるための基本的なノウハウを学んだ後に、外国人の生徒に日本語を教える実習を行います。学んだ知識をすぐに実践できることは、習得のために最適なサイクル。日本語教師を目指す人だけでなく、これから外国人との交流や途上国への支援にかかわりたい人にも強力なスキルとなります。

「“国境なき日本語教師”になるための実践プログラム」(第5期)は、7月23日の開講に向けて、世界中にいる生徒たちにオンラインで日本語を教える方法(中級以上はフリートーク)を学びたい方を募集します!

世界中の生徒とはアフリカ、アジア、ラテンアメリカ地域にある途上国の人たちです。そのため、インターネットや電力事情が良好とはいえない地域でも比較的安定して使用できるメッセージアプリWhatsApp(LINEのようなアプリ)を使います。

実は世界で最もポピュラーなメッセージアプリといえばWhatsApp。アクティブユーザーはおよそ20億人といわれています(LINEはわずか2億人)。そんなWhatsAppを活用して日本語を教えよう、というのがこのプログラムの大きな特徴のひとつ。世界中の人たちとSNSでつながる絶好の機会でもあります。

さて「“国境なき日本語教師”になるための実践プログラム」のミソは、日本人にとっては「日本語を教えるスキルが身につくこと」、日本語を学びたい外国人にとっては「無料で日本語を学べること」、さらにプログラムの収益の半分をウガンダの教育NGO に送金するので「ウガンダの貧しい子どもたちへの奨学金支援」にもなるということです。

まさに三方良しのプロジェクトganasサポーターズクラブの有志たちがボランタリーで運営しています)、SDGs時代にマッチしたといえるのが「“国境なき日本語教師”になるための実践プログラム」なのです。

【「“国境なき日本語教師”になるための実践プログラム」の12の特徴】

特徴1:ミャンマーやカメルーン、トリニダード・トバゴなど 20カ国以上の国籍の生徒に教えてきた経験をもつ熱血日本語教師がメンターを務めます。メンターは一人ひとりのレッスンをチェックしてきめ細かく指導するので、日本語を初めて教える方でも安心。

特徴2:世界的にメジャーな SNS「WhatsApp」のメッセージとボイスメッセージ機能を使った日本語レッスンの仕方を学べます。

特徴3:自分で教材を作り、レッスンを組み立てる方法もレクチャーします。自分の教材で生徒の日本語力をどれだけ伸ばせるか、実践しながら確かめて、それを生かすことができます。レクチャーはすべて録画するので、欠席してもキャッチアップできます。復習にも最適。

特徴4:2カ月間に7回のレッスンで学んだ生徒は、ゼロレベルだったのが日本語で自己紹介できるようになります。

特徴5:今回、日本語を習う生徒は、インド人4人、ウガンダ人5人、ガーナ人1人、カメルーン人1人、ガンビア人1人、コロンビア人1人、ザンビア人1人、スーダン人1人、タンザニア人1人、モロッコ1人、トリニダード・トバゴ人1人、ベナン人1人、フィリピン人1人、ミャンマー人5人、14カ国からの合計25人! 生徒たちは、日本語レッスンの質を高めるためのモニターとして、授業に対するフィードバックをしてくれます。

特徴6:生徒のレベルは日本語を学んだことがない人から日本語能力試験(JLPT)取得者までさまざま。「入門クラス」、「初級1」から「初級3」のクラス、さらに中上級者向けの「フリートーククラス」の5つのレベルの生徒が在籍します。教える目的にあった生徒を選べます。

特徴7:「フリートーククラス」には、軍事クーデターの影響で大学で学ぶことを断念せざるを得なかったミャンマー人の若者たちも在籍します。日本語コミュニケーション(会話)力をアップすることで、就職やビザ取得に役立ちます。

特徴8:最終日には、日本語教師の実践と成果を共有する発表会を開きます。また、生徒と交流するオフ会も関西、関東それぞれで開催する予定です。

特徴9:日本語の教え方についての疑問点は、いつでもメンターに聞けるのはもちろん、2週間に1度開く「プログラムの参加者同士で体験をシェアしあう場(ブラッシュアップミーティング)」でも相談できます。仲間とともに切磋琢磨!

特徴10:スマホさえあれば、国境に関係なく、自宅からいろいろな国の生徒に日本語を教えられるようになります。ビジネスや国際貢献など、さまざまな分野で活躍できる可能性が広がります。

特徴11:日本語を教えることを通じて、生徒が暮らす国の日常生活、食べ物、祭り、最近流行っていることなどを聞けます。14カ国からの生徒が集まる日本語学校はなかなかありません。

特徴12:このプログラムの収益の半分はウガンダの子ども教育NGO「LYDI Uganda」に送金します。これまではすべて生徒への奨学金になりました。ウガンダのラジオ放送で、このプログラムが紹介されたこともあります。

【「“国境なき日本語教師”になるための実践プログラム」で得られる9つのメリット!】

1:日本語を教える知識・経験ゼロでも“国境なき日本語教師”になるための基礎が学べる
2:新しい形のオンライン授業(世界的にメジャーなSNSであるWhatsAppを使います)の可能性を知ることができる!
3:途上国出身の生徒に日本語を教えることで“国境なき日本語教師”の実践を積める
4:スマホを使って、日本語学習経験ゼロの生徒の理解度と成長がわかるようになる!
5:普段なかなか行けない国の人たちと知り合える!
6:生徒が暮らす国の生活や文化を知ることができる!
7:生徒との会話を通して、英語や生徒の母国語も学べる!
8:スマホひとつで場所を選ばず仕事をする力が身に付く!
9:オンライン教室を始める力が身に付く!

*スキルアップしていただくためのバックアップは惜しみません。生徒からのフィードバックやメンターからのアドバイスに加えて、参加者同士で相談しあえるプラットフォーム(ブラッシュアップミーティング)もご用意します。

【“国境なき日本語教師”に参加した感想】

・ 日ごろ無意識に使っている日本語を「教える」となると、まったく違う言語のように感じた。例えば「その」と「この」の違いを、外国人にどう説明するのか。そのプロセスには新たな発見が多かっただけでなく、生徒に「わかった」と言われて嬉しかった。(50代・女性)

・ 担当した生徒さんとはお互いアニメ好きという共通点があり、話が盛り上がり楽しく授業を進めることができた。生徒が話せる内容が少しずつ増えていくところにやりがいを感じた。日本は冬で寒いけれど、生徒の国は「夏で毎日暑いよ」と聞けるなど、自宅にいながらにして国際交流できるのも魅力。(30代・女性)

【外国の生徒からの感想】

・ 基本的なあいさつや会話の形を学んだ。発音が難しいと感じることもあったが、先生の作ったオーディオや画像を使った教材がわかりやすかった。また次回もレッスンを受けたい。(インド・女性)

・ レッスンではあいさつや自己紹介、質問の仕方や気持ちの表す言葉など、ロールプレイを通じてたくさんのことを学んだ。もっとたくさんの言葉や長いセンテンスなども使えるようになりたい。(カメルーン・男性)

・ 学生なので勉強する時間はありますが、お金をかけることができません。日本語を効果的に学べるこのレッスンは、今のところすべてが良好です。(ザンビア・女性)

・ H先生に日本語を学ぶことができてすごく感謝しています。とても楽しいレッスンで素晴らしい経験でした。(ミャンマー・男性)

・ 病院で使う語彙を学習しました。また、擬声語とか擬情語とか、日本語のオノマトペのことをたくさん学ぶのができました。(コロンビア・男性)※原文ママ

【期間】

2023年7月23日~9月24日

【スケジュール】

[1] 日本語教え方講座で学ぶ 120分×2回(Zoomを使用)、録画するので何度でも復習できます。

《第1回:オリエンテーション》7月23日(日)20:00-22:00
ー プログラム概要、WhatsAppの使い方、生徒のレベル(入門〜フリートーク)、模擬レッスンを紹介します。

《第2回:具体的な教え方》7月30日(日)20:00-22:00
ー やさしい日本語とは、 音声学、テキストのつくり方、レッスンプラン、教え方などのレクチャー。

[2] 日本語レッスンを実践する 60分×7回(WhatsAppを使用)

7月31日~9月23日 週1回、計7回、参加者は生徒に日本語を教えます(フリートークは日本語で会話)。

[3] ブラッシュアップミーティングで情報交換
 60分×2回(Zoomを使用)

《第1回》8月13日(日)20:00-21:00
《第2回》8月27日(日)20:00-21:00
*参加者同士で体験をシェアしあいます(参加は任意)

[4] 成果発表・交流会(Zoomを使用)

・9月24日(日)20:00-

【募集人数】

25人(先着順)

*日本語教師として実践したい参加者、25人を募集します。
*生徒は、インド人4人、ウガンダ人5人、ガーナ人1人、カメルーン人1人、ガンビア人1人、コロンビア人1人、ザンビア人1人、スーダン人1人、タンザニア人1人、モロッコ人1人、トリニダード・トバゴ人1人、ベナン人1人、フィリピン人1人、ミャンマー人5人、14カ国からの合計25人

日本語教師一覧2
*申し込みは入金をもって完了します。
*申し込みを完了した方から、生徒と時間帯を選んでいただきます(先着順)。

【費用】

・一般: 1万3200円
・学生 :1万2100円
ganasサポーターズクラブのパートナー/サポーター:9900円

ganasサポーターズクラブの特別料金は、同時入会でも適用されます(さまざまな活動をボランタリー/ボランタリーに近いベースで運営するganasを応援していただけますと嬉しいです)。
*収益のおよそ半分がウガンダ支援へ回ります。



◆「Global Media Camp」キャッシュバック特典

この夏3年半ぶりに復活させたganas主催の海外取材プログラム「Global Media Camp」へ申し込むと5000円を特別にキャッシュバックします(ganasサポーターズクラブにも同時に入会すれば、この5000円に加えて、Global Media Campの早割と「“国境なき日本語教師”になるための実践プログラム」をあわせて最大3万8300円お得になります)。

【〆切7/25】難民・国内避難民・先住民のリアルを取材する!『Global Media Camp in コロンビア』 https://www.ganas.or.jp/news/20230525gmc-colombia/

【早割7/12】大虐殺から「アフリカの奇跡」を遂げた国の今を取材で掘る!『Global Media Camp in ルワンダ』 https://www.ganas.or.jp/news/20230530gmc-rwanda/



◆「ミャンマーを応援」する特別キャンペーン

2021年2月1日に起きた軍事クーデターから2年半になるミャンマーで、職を失いながらも民主主義を取り戻そうと頑張るミャンマー人たちを、「お買い物で応援しよう!」という趣旨のキャンペーンです。

ganasサポーターズクラブへの新規入会とあわせて「“国境なき日本語教師”になるための実践プログラム」の5期と6期(期間は合計4カ月)をまとめて申込んでいただくと、「特別チャリティ割」として、今だけ蓮100%のストール(大・中)を各5000円引き、コットンバッグを3000円引きで買っていただけます(キャッシュバックしますので、どの商品を購入されたかをメールjsf.ganas@gmail.comへご連絡ください)。“国境なき日本語教師”になるための実践プログラムの受講料も、ganasサポーターズクラブの枠が適用されるので最大1万1600円引となってダブルにお得

・蓮100%のストール(大)1万9800円 残り4点
・蓮100%のストール(中)1万7800円
・コットンバッグ(手編み)8400円

*ショップサイトはこちらから
https://ganas.base.shop/

収益の65%をミャンマーに送金します。収益以外にも、商品の作り手にきちっとした報酬を支払い済みです。これらの商品を買うことで、ミャンマーの民主主義の回復を願う人たちを支援していただけます。

(ご参考)ganasに掲載しているページ
https://www.ganas.or.jp/news/20220524myanmar/
https://www.ganas.or.jp/20220815myanmar/


 

【申込み締め切り】

7月19日(水)
*先着順。定員に達し次第、締め切ります。

【お申込み方法】

下記の申込みフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/1xB3tLHGyJMoDFBc6

*申し込み手続きは費用のご入金をもって完了いたします。
*メールで費用の振込先等をご案内させていただきます(メールボックスを必ずご確認ください)。
*申込後2日以内にメールが届かない場合は、こちらのEメール(jsf.ganas@gmail.com)まで確認メールをお送りください。

【こんな方におススメ】

・日本語を教えてみたいが、どうやって教えたらいいのかわからない
・ボランティアで日本語を教えた経験はあるけれど、教え方に自信がない
・日本語教師養成講座を受講中。習ったことを実践してスキルアップしたい
・職場や学校、JICA 海外協力隊の任地などでこれから日本語を教える機会がある。教え方のイロハを知りたい
・日本語教師養成講座420時間を修了したが、日本語を教える経験が少なく、どこでスキルを伸ばしたらいいのかわからない
・ニーズが増えるオンライン講座で日本語を教えられるよう、どこかで練習しておきたい
・リタイアして空いた時間で新しいことに挑戦したい。外国人と日本語を使って楽しく会話してみたい
・途上国の人と日本語で話しながら、その国の生活や文化をのぞいてみたい

【主催】

特定非営利活動法人開発メディア(途上国・国際協力に特化した NPO メディア 「ganas」の運営団体)、ganas サポーターズクラブ
※このプログラムは、途上国を盛り上げ、途上国から学ぶコミュニティ「ganas サポーターズクラブ」によるプロジェクトのひとつです。

・website:https://www.ganas.or.jp/
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