【亡命ジャーナリストが見るミャンマー】「不正な選挙」に慄く市民と国軍の暴虐
世界最貧国のひとつであり、地方を中心に広範な範囲で内戦が続くミャンマー。4年9カ月前の軍事クーデターで権力を掌握した国軍は先ごろ、この12月に選挙を実施する計画を発表した。これをどうとらえるか、タイに亡命したミャンマー人…
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【亡命ジャーナリストが見るミャンマー】「不正な選挙」に慄く市民と国軍の暴虐
世界最貧国のひとつであり、地方を中心に広範な範囲で内戦が続くミャンマー。4年9カ月前の軍事クーデターで権力を掌握した国軍は先ごろ、この12月に選挙を実施する計画を発表した。これをどうとらえるか、タイに亡命したミャンマー人…
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世界最貧国のひとつであり、地方を中心に広範な範囲で内戦が続くミャンマー。4年9カ月前の軍事クーデターで権力を掌握した国軍は先ごろ、この12月に選挙を実施する計画を発表した。これをどうとらえるか、タイに亡命したミャンマー人…
南米コロンビアで最初に「かるた部」を立ち上げた人がいる。コロンビア人の合気道家アンヘリカ・ヒメネスさん(45)だ。一瞬の集中力、姿勢を低くした構え、礼儀作法、試合をする際の服装などが合気道と重なることに強く心を惹かれた。…
2025年のノーベル平和賞を受賞したのは、ベネズエラの反体制派活動家のマリア・コリーナ・マチャド氏(58歳、女性)。ベネズエラはマドゥロ独裁政権下でおよそ10年にわたって世界最悪レベルのインフレが続き、1カ月の最低賃金は…
「めでたいけれど、これでベネズエラは変わるのだろうか」。これは、独裁政治が続く南米ベネズエラの反体制活動家マリア・コリーナ・マチャド氏(58)のノーベル平和賞受賞が決まったとき、あるベネズエラ人が発した言葉です。 日本の…
日本に興味のあるコロンビア人が集う「メデジン日本クラブ」が同国第2の都市メデジンで開催するクリスマスチャリティー演劇が、この12月で17回目を迎える。日本語とスペイン語で演劇をする、題して「サンタプロジェクト」。メデジン…
「世界最恐」とかつて呼ばれた、コロンビア第2の都市メデジンにある貧困地区コムナ13(13地区)。この場所で橋や公園を作るボランティア活動を続ける人がいる。元コロンビア国軍副一等軍曹(Sargento viceprimer…
合計19年、2度の兵役を経験したコロンビア人のジョン・エドガーさん(50歳)が最後に母と会ったのは故郷を離れた13歳のときだ。コロンビア内戦の激戦地で生まれたエドガーさんは左派ゲリラから逃れる形でメデジンへ行き、その後、…
水道から水が出るのも、電気が来るのも週にわずか2時間程度。夜通し並んでも手に入るのは主食のトウモロコシの粉一袋――。そんなベネズエラの暮らしから抜け出そうとコロンビアへ逃れたベネズエラ難民がいる。グラフィラ・ラボリスさん…
「自分の大切な“子どもたち”を守るためにやりたいことがある」。こう力を込めるのは、50年以上続いたコロンビア内戦の国内避難民とその子どもたちをアンティオキア県メデジン郊外の貧困地区アヒサルで支援するNGOコアパスの代表を…