2023-07-01

【途上国+αを学ぶ夏のプログラム一覧】好奇心を知識とスキルに! コロナ禍で失われた3年半をアップデート

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途上国を専門とする非営利メディア「ganas」がこの夏に開講するプログラムを一覧でまとめました。合言葉は「好奇心を知識とスキルに変換しよう」!

すべてのプログラムは、「途上国を知ること」をコアエッセンスに、さまざまなカタチに発展させたもの。ほかにはない、ganasならではのコンテンツばかりです。

3年以上に及んだコロナ禍のあいだ途上国に行けず、うずうず、いや悶々と過ごしてきた皆さん。この夏は、自分の心の奥に閉ざされていた知的好奇心を思いっきり爆発させませんか! コロナ禍で世界はどう変わったのか? 3年半のブランクをアップデート。

*夏に開講するプログラムは随時追加します。

海外(途上国)で学ぶ

アジア、アフリカ、ラテンアメリカの途上国でganasが開講するプログラムが「Global Media Camp(GMC)」。GMCとは、現地で取材し(通訳/ヘルパーをつけます)、記事を書き、それをganasのサイトで発信するという唯一無二のアクティビティ。早い話、記者になって自分をレベルアップさせようということです。

取材前の準備の仕方、ネタの見つけ方、視点のもち方、インタビューの仕方、記事の書き方といった基本的なノウハウは、全日程に同行するganas編集長からマンツーマンで指導を受けられます。

途上国を深く知りたい方、取材を通して深掘りする経験をしたい方、インタビュー&ライティングスキルを身に付けたい方、自分が書いた記事を広く発信してみたい方におススメ。

コロナ禍でストップしていたGMCはこの夏、3年半ぶりに復活します。今夏の開催地は南米のコロンビアとアフリカのルワンダの2カ所。

GMCの開講実績はこれまでに35回(8カ国10カ所)。「途上国×メディア×人材育成」を活動の目的に掲げるganasを象徴するプログラムです。

【〆切7/25】難民・国内避難民・先住民のリアルを取材する!『Global Media Camp in コロンビア』参加者募集

コロンビアといえば、かつては世界有数の麻薬組織が跋扈していた国、ラテンアメリカ最大の反政府ゲリラがあり、内戦が50年以上続いた国、世界の誘拐事件の半分以上が起きていたといわれる国‥‥。それがいまやガラリと変わりました。とりわけGMCコロンビアの開催地は、コロンビア第2の都市で、「世界で最も革新的な都市」に選ばれたことのあるメデジン。取材のネタは尽きません。

【〆切8/12】大虐殺から「アフリカの奇跡」を遂げた国の今を取材で掘る!『Global Media Camp in ルワンダ』参加者募集

ルワンダで大虐殺が起きたのは1994年。この29年間でどんな国に変貌を遂げたのか、本当にICT(情報通信技術)立国なのか、脱フランスを進めるのはなぜか‥‥疑問は次々に湧き出てくる注目の国。英語でルワンダ人を直接取材できるのも嬉しい!

国内/オンラインで学ぶ

海外に行かずに、途上国について学ぶ方法もあります。ganasが国内(オンライン)で開講するプログラムは、大別すると「途上国×(ニュースの)読み方を学ぶ」「途上国×(エッセーの)書き方を学ぶ」「途上国×(スペイン語、フランス語、英語などの)言語を学ぶ」の3種類をラインアップ。いずれもganasならではのコンテンツ。

【〆切7/28】メディアのプロと一緒に学ぶ!「途上国ニュースの深読みゼミ」(7月、8月)受講者募集

驚くなかれ、1本の記事を2時間かけて深読みすると、記事に対する理解の度合いが格段にアップ! 世界のニュースは筋書きのない大河ドラマのようなもの。このプログラムでは、ニュースをおもしろく読む方法を学びながら、ganas編集長が毎週セレクトするニュースの深い内容も「へー!」とわかって一挙両得。

【〆切7/1】見えないことを書く!「エッセーの書き方講座(初級編)」5期生を募集、協力隊から途上国好きまで

見えることを書くのは誰でもできる。「見えないこと」を書くのがエッセーのおもしろさだし、醍醐味。では見えないことをどう見つける? そのやり方を6回のグループワークを通して学びましょう、というのがこのプログラム。大事なのは「発想力(空想力、妄想力)」。ネタ・切り口といったエッセーのアイデアを考えるプロセスは楽しくないわけがない。途上国発のオリジナルの(クリエイティブな)エッセーを書きたい方におススメ。

【7/31 お試しコースのみ追加募集】経済危機で苦しむベネズエラ人から学ぶ『命のスペイン語レッスン』

世界最悪のインフレが10年にわたって続き、「貧困」を理由に国民の4分の1近く(700万人以上)が難民として国を出たベネズエラ。国内にとどまるしかないベネズエラ人からマンツーマンでスペイン語をお得に学べるのがこのプログラム。ベネズエラをはじめラテンアメリカの最新事情も教えてもらえる! しかもレッスン料の大半を現地へ届けるので(スペイン語講師の報酬のほか、子どもたちや高齢者、障がい者のためにも活用)、経済危機で苦しむベネズエラ人を助けることにつながる!

【6/27〆切】ベナン人に教わる『アフリカ流フランス語教室』(第8期)を7月3日スタート! フランス語を学ぶことが支援に

フランス語の話者の55%はアフリカ在住者。国際協力のシーンで使える「アフリカのフランス語」を、西アフリカの国ベナンの若者から学べるオンライン教室です。受講費の半分をベナンへ送金し、講師の仕事づくりになるだけでなく、講師が代表を務めるベナンの子ども教育NGOの活動資金にもなるチャリティ色の強いプログラムです。しかもベナンの文化や暮らし、経済なども同時に学べます!

【〆切7/24】社会貢献型プログラム「英語をしゃべってミャンマーの孤児を救え!」 第5期(7月29日~2024年2月3日)の参加者募集!

国際語である英語の大きな特徴は、ネイティブでないスピーカー同士で会話する機会が多いこと。ミャンマー人と英語でリアルの(生きた)コミュニケーションをとる練習をしながら、ミャンマーの今も知れるレアなプログラム。

【〆切7/19】“国境なき日本語教師”になるための実践プログラム(第5期)の参加者募集、生徒の国籍は14カ国!

日本語教師の仕事に興味のある方、外国人に日本語を教えるコツを知りたい方、いろんな国(アフリカからアジア、ラテンアメリカまで!)の人と日本語で話したい方、ニッチな国の情報を直接得たい方にぴったり。

イベントに参加する

ganasは単発のイベント(オンライン/オフライン)も開きます。キャッチフレーズは「途上国を知る。世界が広がる。」。ganasが主催するイベントの特徴のひとつは、参加者の属性が多様なこと。年齢も十代から六十代までと広く、また興味のある地域もアジア・アフリカ・ラテンアメリカ・中東とバラバラ。ですのでお気軽にお越しください! オフラインの場合はイベントが終わった後に懇親会も毎回開き、とても盛り上がります。

【6/14講演会】“普通の人”でもアフリカで起業できる! 知っておきたい「生存戦略」

強烈キャラの持ち主でないと起業できない、なんてことはありません。いわゆる“普通の人”(世の中の99%は普通ですよね?)の起業ストーリーを聞いてみませんか? スピーカーのタケダノリヒロさんは青年海外協力隊員としてルワンダで活動し、その後、ルワンダでツアー業を立ち上げました。途上国で起業したい方、必聴。

【6/25開催】「スキマ時間に国際協力!」ベナン・ミャンマーなど15カ国とつながるganasサポーターズクラブ報告会

途上国を専門とするメディア「ganas」を一緒に盛り上げる「ganasサポーターズクラブ」の活動を一挙に紹介する初めてのイベント。オフライン(東京・市ヶ谷のJICA地球ひろば)とオンライン(Zoom)のハイブリッド開催。参加費無料。ganasサポーターズクラブのうたい文句は「途上国を盛り上げ、途上国から学ぶコミュニティ」。

7/9 「取材」でアフリカ/南米を深掘りするとどうなるか? 『Global Media Camp』のオンライン説明会

アフリカ/南米で取材し、記事を書き、それを発信するユニークなプログラム『Global Media Camp(GMC)』では毎日何をするのか、どんなところをどんなふうに取材するのか、参加するとどんな景色が見えるのか、どんなスキルが付くのか、といったことについてGMCで講師を務めるganas編集長がお話します。