ウガンダ産の竹を使ってスイーツ開発! 工房を建て新卒雇用につなげたい

ウガンダ留学から日本へ帰国した後の本多さん(右)。左は筆者。大阪で撮影ウガンダ留学から日本へ帰国した後の本多さん(右)。左は筆者。大阪で撮影

300万円で工房を建てる!

グリディの目標は、ウガンダに竹スイーツ工房を建てること(具体的な場所は検討中)。ウガンダの若者のために、竹を伐採したり、工房でスイーツをつくったりといった仕事を生み出したいという。

本多さんは「ウガンダには雇用が少ない。大学を卒業しても仕事がない。ウガンダの大学に留学していた私は、自分事としてとらえた時に新卒の若者のために仕事を生み出したいと思った。それが、いま教育を受けているウガンダの子どもや若者にとっての希望になる」と熱弁を振るう。

続けてこう夢を語る。

「材料に使う竹の収穫から竹スイーツの生産と販売、外部との取引まで一気通貫ですべてウガンダで進めるのが理想。将来的に、ウガンダにも法人を立ち上げたい。100人のウガンダ人を雇うことを目指す」

竹スイーツ工房の建設費をまかなうため、グリディは2023年4月16日までクラウドファンディングを実施中だ。目標金額は300万円。4月13日時点で184万6400円集まっている。「夏にはウガンダでも竹スイーツのテスト販売や試食会を開きたい。その費用もまかなえたら」と本多さんは話す。

本多さんが2022年に留学した、ウガンダのマケレレ大学の構内にある竹やぶ。竹林を整備する必要性があると思ったという(本多さん撮影)

本多さんが2022年に留学した、ウガンダのマケレレ大学の構内にある竹やぶ。竹林を整備する必要性があると思ったという(本多さん撮影)

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