10月8~9日に錦糸町で「シルクロードバザール2」、イラン舞踊やアゼルバイジャンダンスも

1004木村さん【写真②・シルクロードバザール】2016年3月に開催した1回目のシルクロードバザールの様子2016年3月に開催した1回目のシルクロードバザールの様子

アラブ諸国や中央アジアの文化に触れてもらおうと「シルクロードバザール2」が10月8、9日の両日、東京・墨田区で開かれる。主催者は「テロや内戦だけではない、地域の日常や文化への関心を気軽に持ってもらえるイベントにしたい」と来場を呼びかけている。

会場はJR錦糸町駅から徒歩3分の「シルクロード・カフェ」。販売予定の商品などイベントの詳細はフェイスブックページで紹介している。

普段はインターネットなどで雑貨などを販売する7つの店舗が合同で出店する。出店者が中央アジアから中東、北アフリカで買い付けるなどしたアクセサリーやキャンドル、服や絵本などを販売する。

販売される商品はほとんどが1点モノで、買い付けや制作のエピソードも聞ける。買い物を楽しみながら、現地の人柄や街の様子なども知れ、異国の雰囲気を感じられる気分を味わえそうだ。

雑貨の販売だけでなく、日本では珍しいイラン舞踊やアゼルバイジャンダンスなども鑑賞できる。また、本格的なエジプト料理、ウズベキスタン料理も提供される。バラ水を使って手紙に香りをつける「文香」も体験できる。

イベントを企画したのは「マルシェノスノス」と「hennaya sunao」(いずれもイスラム・アラブ雑貨販売)の2人の女性店主。2人とも、「アラブ諸国や中央アジアは、人や物が行き交ってきた歴史があって、興味深い文化や日常がたくさんある。テロや内戦ばかりのイメージを払しょくしたい」と開催の理由を話す。

今回の開催は2016年3月に続いて、2回目。前回は混み合う時間帯が多く、好評だった。今回は「前回以上に良いイベントにしたい」と、開催期間を前回から1日増やした上、扱う商品やイベントも増やした。

多くの日本人にとって馴染みが薄く、少なからず偏見もある国や地域。「雑貨や音楽、料理など色々な角度から触れてもらい、素敵な文化を知るきっかけになってほしい」とイベント当日へ向けて意気込む。

「気軽に現地の文化に触れてもらい、テロや内戦ばかりのイメージを払しょくしたい」と呼びかける

「気軽に現地の文化に触れてもらい、テロや内戦ばかりのイメージを払しょくしたい」と呼びかける

10月8、9日に開かれる「シルクロードバザール2」の出店詳細

10月8、9日に開かれる「シルクロードバザール2」の出店詳細