2019-10-21

【追加募集2/7まで】熱いアフリカの“いま”を取材しよう!『Global Media Camp in ベナン』参加者募集

 

「将来の夢? 肌が白くなりたいな」。これは、西アフリカ・ベナンの農村を取材していたとき、子どもたちから直接聞いた言葉です。

ganasが2020年春に主催する途上国取材プログラム『Global Media Camp』のなかで、一番大きな衝撃を受けるであろう国がベナンです(他の開催国はコロンビアミャンマーインド)。そんなベナンを語るうえで絶対に外せないのが奴隷貿易の歴史。ご存知ですか? ベナン初の小説のタイトルが「奴隷」だということを。フェリクス・クショーロが1929年にフランス語で著したものです。

『Global Media Camp in ベナン』で取材の拠点となるのが、ベナン最大の都市コトヌー。その近郊には奴隷貿易の港町だったウィダがあります。フランスが支配する前の黒人国家であるダホメ王国は自ら奴隷狩りをし、奴隷を売り、そのもうけで繁栄しました。

アフリカ最大の水上集落であるガンビエもまた、コトヌー郊外にあります。関西テレビの番組「世界の村のどエライさん」(2018年3月5日放送)でも紹介されたことから、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。「アフリカのベネチア」と美しく形容される半面、その歴史は奴隷と密接にかかわっていることをご存知ですか? ガンビエは、奴隷狩りから逃れた人たちが湖の上の作った村なのです。

ちなみにコトヌーとは、フォン人(ベナンの主要民族)の言葉で「死の川の河口」という意味。こんな地名が残っていること自体、ベナンの歴史の悲哀さを物語っています。

興味深いのは、売られて大西洋を渡った奴隷(フォン人ら)の末裔が、黒人による世界初の共和制国家ハイチ(カリブ海地域の国)の独立(1804年)を勝ち取ったことです。この時代、奴隷による反乱は世界で数多く起こりましたが、おそらく唯一の成功例です。「ハイチ建国の父」のひとりであるトゥーサン・ルーヴェルチュールはフォン人。ルーヴェルチュールの父は、ハイチの農園主に売られた奴隷でした。

こうした負の歴史を乗り越えてきたのがベナンです。いまや西アフリカの民主国家のモデル国として評価されるようになりました(治安も良く、外務省の海外安全情報では、東南アジア並みの「レベル1」です)。ですが一方で、なおも旧宗主国のフランス、東隣の強国ナイジェリア、そして近年は中国(最大の貿易相手国)の影響に強くさらされるという現実も。

ベナンは人口1000万にも満たない、「地球の歩き方」も出版されていない“マイナーな国”かもしれません。メディアや教科書に取り上げられることもほぼないです。けれども本当の世界を知りたかったら、こういった国にこそ注目する価値があると思いませんか?

■『Global Media Camp in ベナン』の概要

◎場所:ベナン・コトヌー
◎期間:2020年2月19日(水)~2月28日(金)
*2020年2月19日に現地集合(当日着の希望者に限って、コトヌーの国際空港でお迎え)、2月28日に現地解散、9泊10日の現地研修プログラム
*フライトについてはご相談ください。エチオピア航空またはカタール航空がお手ごろです(10月18日現在、飛行機代は往復17万8000円ほど。到着日や出発日を少しずらすと、グッと安くなることがあります)
◎料金:学生18万8000円、一般20万8000円
*渡航費(航空券は早めに買われた方が安いです)、ビザ代(8000円)、黄熱病の注射代(1万円)、保険代(3500円程度)は含みません
*含まれるもの:講習費、宿泊費、取材先への移動費、通訳の費用(英語が通じない取材先の場合)、その他取材費用、食事代(朝、昼、夕。飲み物は除く)、特定非営利活動法人開発メディアの年会費
*「学生」料金が適用されるのは、プログラム開始日の時点で大学・大学院・専門学校に在籍されている方
*特典として、2020年春の「グローバルライター講座(東京)」(5万円相当)や「77日記者研修」(5万8000円相当)に無料参加できます
*特定非営利活動法人開発メディアの会員でない方はご入会が必要です(1年間)
◎〆切:2020年1月20日(月)⇒追加募集します。検討中の方、お急ぎください。
*2019年12月19日(木)までのお申し込みは「早割」として1万円割引(入金が完了していること)
*ご友人同士で申し込むとそれぞれに1万円キャッシュバック(参加費1万円以上のganas主催プログラムに初めて参加する方が対象)! 早割との併用も可能です!
◎定員:最大8人程度(先着順)、最少開催人数4人程度
◎事前研修:2020年1月または2月中旬を予定(1回のみ。8時間程度)
*参加者の都合を優先し、日時を決めます。ご相談ください
*場所は東京・市ヶ谷のJICA地球ひろばを予定
◎報告会2020年5~7月を予定(希望者のみ。記事を発信するだけでなく、プレゼンというアウトプットをする格好の機会になります)
◎主催:特定非営利活動法人開発メディア(NPOメディア「ganas」の運営団体)
問い合わせ先devmedia.ganas@gmail.com
◎詳しい説明資料こちら
◎『Global Media Camp』参加規約:こちら
◎申し込み方法:お問い合わせいただければ申込書をお送りいたします。こちらをクリックしてもダウンロードできます。ご家族とご相談のうえ、記入した申込書をメールでお送りください。

■『Global Media Camp in ベナン』の基本的なスケジュール(予定)と取材先候補

2/19(水)現地集合
2/20(木)午前:取材、午後:記事の執筆&フィードバック
2/21(金)午前:取材、午後:記事の執筆&フィードバック
2/22(土)午前:取材、午後:記事の執筆&フィードバック
2/23(日)終日:記事の執筆&フィードバック
2/24(月)午前:取材、午後:記事の執筆&フィードバック
2/25(火)午前:取材、午後:記事の執筆&フィードバック
2/26(水)午前:取材、午後:記事の執筆&フィードバック
2/27(木)終日:記事の執筆&フィードバック、夜:フェアウェルパーティー
2/28(金)午前:ふりかえり、現地解散

下のような取材先を候補として考えています(ご希望があればお気軽にお問い合わせください)。
↓↓↓
社会活動家、起業家、テイラー(仕立屋)、家事労働者、アートショップの店主、美容師、大学生、ブードゥー教をはじめとする宗教施設、教師、NGO、農村、医療関係者、インフルエンサー(世間に与える影響力が強い人)、アフリカ最大の水上集落ガンビエ(5人以上の参加者が必要)など多数。  

■『Global Media Camp』に参加すると得する3つの理由

1)途上国を取材できる!
‥‥『Global Media Camp』は、途上国を本格的に取材でき、記事を書き、それを発信する唯一無二のプログラムです。スタディツアーのように、担当者からレクチャーをひたすら受けるのではありません。参加者自らが自由に質問します(取材では主に英語を使います。もちろんフランス語でもOK!)。取材は、その国のことを短期間で少しでも深く、また多角的に知る手段のひとつ!

2)スキルアップできる!
‥‥『Global Media Camp』では新しい体験をするだけではありません。ネタ(良い話も悪い話も)や視点(切り口)を見つける力、情報を引き出すために質問する力、物事を掘り下げる力、要点をまとめる力、伝わる文章を書く力など“一生モノのコミュニケーションスキル”の向上を目指します。各回の参加者を最大8人に絞っているため、ganas編集長からマンツーマンでフィードバックを受けられます。頑張った実績として、現地取材をベースにした「署名記事」が残ります。記事には5000以上の「いいね!」が付いたことも。ステレオタイプでない記事の発信にも意義がありますよね。

3)途上国を「複眼の視点」で見られる!
‥‥「途上国=貧困 or 幸せ」などと決めつけていいのでしょうか? 物事に対する見方は立場によってさまざま。『Global Media Camp』では複眼の視点で物事をとらえる方法を学びます。世の中には自分が知らないこと、自分自身で無意識に決めつけてしまっていることがたくさんあります。取材も含め、現地の人と話す時間をたっぷりとっていますので、疑問を直接ぶつけてみてください。脱ステレオタイプを目指しましょう。

*過去32回(8カ国10カ所)の開催実績をもつ『Global Media Camp』はアウトプット重視のプログラム(毎日記事を書いてアウトプットします)です。アウトプットにこだわる理由は、話を聞くだけでは知識の定着率はわずか5%ですが、他人に教えた(伝えた)場合は90%に上るという研究(ラーニングピラミッド)があるからです。20歳を超えたらアウトプット中心の学びに切り替えない限り、インプットしたことは頭に残らず、経験として積み上がりません。自己成長につながるのはアウトプットだと考えています。

■『Global Media Camp』で得られる5つのスキル

1)発見力
‥‥記事を書くには「ネタ&切り口」が不可欠です。毎日の取材ではまず、具体的なネタ探しと格闘します。ネタは、問題や長所を指す場合も少なくありません。ネタ探しの日々は「見つける力」(発見力)を向上させます。

2)質問力
‥‥ネタ&切り口を見つけたらおしまい、ではありません。関係する情報をいかに集めるか(インプット)が重要。質問の仕方によって、得られる情報の質・量、ひいては記事の内容・レベルは大きく変わります。取材現場では毎日、記事を書くために必要なたくさんの質問をします。質問力(情報を聞き出す力)を集中的に鍛えます。

3)考察力
‥‥質問による情報収集(インプット)・ブレインストーミング・記事執筆(アウトプット)・講師からのフィードバックを繰り返すことで、物事を掘り下げる体験をします。「これまで見えなかったこと」が見えるようになることも。ここでカギとなるのは、“関係が一見なさそうなもの同士”をつなげて考える発想です(たとえば「宗教」+「SNS」=どうなるでしょう?)。意外なこと・つながりを見つけた瞬間はまさに快感!

4)要約力
‥‥要点をまとめる力もつきます。言いたいことが不明瞭な長い話は、とりわけ社会に出ると聞いてもらえません。内容を薄めずに、いかに簡潔に表現できるか。これは記事(特に見出し、リード)の書き方に通ずるものがあります。要約力はいま注目のスキルのひとつ。これを毎日特訓します。

5)文章力
‥‥カッコいい/美しい文章よりも、いかに伝わるか/読まれるかが大事ですよね? そのテクニックを学びます。文章力はコミュニケーション力の基本。レポートやエントリーシート(ES)の作成にも当然役立ちます。とりわけ最近は、電話よりも、メールを書く機会が激増しているだけに、文章で伝える重要性は高まっています。

■『Global Media Camp』はこんな方におススメ(社会人&学生)

◎途上国を掘り下げたい人
・途上国を深く知りたい(世界人口の8割は途上国で暮らしています)!
・途上国の人と深い話をしたい!
・多様な途上国を多角的に見る方法を学びたい!
・途上国で将来、仕事したい!
・貧困、教育、ジェンダー、少数民族、難民、国内避難民、ソーシャルビジネス、NGO、国際機関など特定の分野を取材したい!
・過去(歴史)と現在、未来のつながりを取材であぶり出したい!
・フィールドワークをやってみたい!
・途上国の大学生と仲良くなりたい(友情は、その国をウォッチし続ける「基盤」となります)!
・青年海外協力隊、海外インターン・ボランティアに興味がある! 

◎メディア・広報・コミュニケーションに関心のある人
・メディアに疑問を感じるから、自分で取材・記事執筆に挑戦してみたい!
・自分の足で取材した途上国のことを多くの人に発信したい!
・プロのライターになりたい!
・記者の動きを一度体験してみたい!
・「ネタや切り口を見つける力」「質問する力」「深掘りする力」「要点をまとめる力」「伝わる文章力」を高めたい!
・英語やスペイン語、フランス語などを使って、取材にチャレンジしてみたい!

『Global Media Camp』は2014年の春以来、フィリピン(セブ、ネグロス)、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、コロンビア、ベナン、インド(プネー、コルカタ)、タイの8カ国10カ所で合計32回開いてきました。参加者は合計174人。年齢は18~59歳と幅広いです。

大学生の場合、参加者が多いのは慶応大学、東京外国語大学、上智大学、早稲田大学、神戸市外国語大学、明治大学、立教大学、青山学院大学、東京大学、筑波大学、法政大学、横浜国立大学、大阪大学、北海道大学、立命館大学、中央大学、津田塾大学、東京女子大学、ICU、日本大学、同志社大学、奈良女子大学、茨城キリスト教大学など。文系の学生はもちろん、医学や看護学、都市開発、建築、プラントエンジニアリング、農業などを学ぶ理系の学生の参加者もいます。

社会人ではJICA職員やNGO職員、会社員、大学教授、公務員、医師、看護師、会社経営者、青年海外協力隊の経験者・候補者・志望者、地域おこし協力隊、フリーランサーなどにご参加いただいています。

■帰国後はこんな特典も!
*継続してスキルアップできます。しかも無料で!

・ganas主催の「2020年春 グローバルライター講座」(東京)に無料で参加できます(一般5万円、学生3万5000円相当)。ただし簡単なお手伝いをお願いします。

・ganasのボランティア記者として活動し続けたいとコミットの高い方は、ganas主催の「2020年春 77日記者研修」(東京)に無料参加できます(5万8000円相当)。

■『Global Media Camp』参加者の声(抜粋)

「“小手先の文章力”以上に必要なのは、深くて細かい情報をとってくる『インタビュー力』。インタビューする際に、『たぶんこうだろう』と決めつけないで、なんでも質問したほうが面白くて正確な記事になる。別の国のプログラムにまた参加したい」(山本在さん、学生)

「個人では行きにくい国に行けて、しかも通訳付きで取材できるのはその国のことを知れておもしろい。『ベナンのことはベナン人が良く知っている。ベナン人に聞け』という言葉が身にしみた」(小林由茉さん、学生)

「外国人とここまで蜜にコミュニケーションをとったことはなかった。良い記事を書くためには、少しでも多くその国のことを知ることが必須だから、必死に取材した」(成田丈士さん、学生)

「西アフリカ・ベナンの水上集落は、家にお邪魔したり、コミュニティのリーダーに取材できたりと刺激的だった。取材中にどれだけ質問しても、記事にすると、その1割ぐらいしか使えない。伝えようと思ったら、細かく質問しないとダメだと痛感した」(大野咲希子さん、学生)

「『アフリカの人=生活に困って援助を求める人』というイメージをもっていた。だがそれは間違いだと気づいた。自分で事業を立ち上げ、夢を追う人たちとたくさん出会った。取材では、旅行とは比べられないほど濃い話ができる。ベナンを知ることは楽しかった」(田中芙美子さん、学生)

「取材を通して学べたのは、相手の話の点と点を結びつけ、ストーリーとして発信する力。魅力的な他の参加者に出会えたのも財産」(福原康平さん、学生)

「書くことに興味がある人に勧めたい。旅行では行けない場所・会えない人を取材できるので。ganas編集長にも直々指導してもらえる」(山口実咲さん、社会人)

「西アフリカと旧宗主国フランスの関係の根深さ、植民地時代から引きずっているものがまだあることに驚いた」(近藤史哉さん、学生)

「さまざまなベナン人5人を取材したが、そのほとんどが初めて知った内容で新鮮だった。特に印象に残ったのが、ガンビエ(ベナンにある、アフリカ最大の水上集落)で取材した、3人の子どもを育てる主婦。取材の後に、手で食べるベナン料理も想像以上においしくて驚いた」(高木清美さん、社会人)

■ベナン(コトヌー)のここが魅力・興味深い!

☑フランスが支配する前のダホメ王国は奴隷貿易で栄えた国。黒人自身が黒人を奴隷狩りしていた。

☑ダホメ王国を滅ぼすために闘った兵士の多くは黒人だった。特にヨルバ人の敵意がダホメ王国を凋落させ、フランスの植民地支配につながった。

☑ベナンは多民族国家。およそ25%を占めるフォン人を筆頭に、ヨルバ人、バルバ人、アジャ人、プール人、ソンバ人など46の民族がいる。

☑コトヌー郊外にはアフリカ最大の水上集落ガンビエがある。「アフリカのベネチア」の異名をとる。奴隷として売られることから逃れるために作ったといわれる。

☑ハイチ(カリブ海の国)革命を支えたのは、フォン人の奴隷の末裔たち。「ハイチ建国の父」のトゥーサン・ルーヴェルチュールはフォン人の血を引く。ちなみにハイチはラテンアメリカ最初の独立国(1804年)で、ベナンの独立(1960年)より156年も早い。

☑ベナンはブードゥー教発祥の国。ハイチへ奴隷として連れていかれたフォン人らは農園から逃げ出し、山間部などに共同体を作った。そこで発展させたのがブードゥー教。ブードゥー(英語)をベナンでは「ヴォドゥン」と呼ぶが、これはフォン人の言語で「精霊」の意味。

☑ブードゥー教を、カトリック教会は植民地時代に「奴隷の邪教」として弾圧。20世紀初めにハイチを占領した米国も、ハリウッド映画などでゾンビを気色悪い存在として取り上げ、ブードゥーのイメージダウンを図った。

☑ヴォドゥン(ブードゥー教)は1992年から国教だが、ベナンは多宗教の国でもある。駐日ベナン大使館によると、ブードゥー教 58%、キリスト教 25%、イスラム教 17%。キリスト教の中にもベナン発祥の「セレス」という一派がある。

☑アフリカの歌姫アンジェリーク・キジョーを生んだ国。創造的な音楽が魅力的。アフリカの女子教育を支援していることでも有名な歌手。

☑ベナンは1960年に独立した若い国(ちなみに国民の半分が15歳以下の子ども、と人口構成的にも若い)。当時の国名はダホメで、ベナンになったのは1975年。社会主義(マルクス・レーニン主義)を1989年12月に放棄した国としても知られる。

☑ベナンのパトリス・タロン大統領は「コットンキング(綿花王)」と形容される大富豪。一言付け加えると、ベナンの輸出品トップは綿花! ベナンの綿花が中国に運ばれ、そこで“ベナンの伝統的な生地(パーニュ)”が作られ、それがベナンに輸入されているとの話も。

☑ベナンには固有の通貨がない。西アフリカ共通の通貨であるセーファー(CFA)フランを使う。ユーロとの固定相場制なので為替リスクが低い半面、フランス支配がいまも続いていると反対する活動家もいる。

☑日本で有名なベナン人といえば、ビートたけしの元付き人・タレントで、TV番組「ここがヘンだよ、日本人」で人気を博したゾマホン氏。前駐日ベナン大使。ベナンに日本語学校を建ててきた。

☑『Global Media Camp in ベナン』のコーディネーターを務めるNPO法人AYINAは、ゾマホン氏の甥であるゾマホン・スールレレ代表が立ち上げた。

☑仕事がないベナンでは、自ら起業する若者も少なくない(取材可能です)。

☑ベナンの治安は良い。外務省の海外安全ホームページを見ても「レベル1」と、インドネシアやミャンマー、カンボジアなどと同じレベル。

“知られざる国”ベナンの奥深さに驚きませんでしたか? グローバルな人材になりたいのであれば、アフリカを体験することは必須。どうせ訪れるのなら(アフリカは遠いので人生でそう何度も行けませんよね)、ただ行って満足するのではなく、取材を通して(基本は参加者一人ひとりに通訳を付けます)、現地の事情に詳しくなり、また、情報を引き出す力、要点をまとめる力、伝わる書き方などの「コミュニケーションスキル」も上達できる『Global Media Camp in ベナン』に参加しませんか?

■『Global Media Camp』の参加者が書いた記事。ご参考まで(こんな記事が書けます!! ぜひご一読を)。

アフリカ市場に特化した中国バイクメーカー「アプソニック」、ベナンの荷台付き三輪バイク市場でトップシェア!

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■講師

長光大慈(ganas編集長)
途上国・国際協力に特化したNPOメディア「ganas」編集長/特定非営利活動法人開発メディア代表理事。雑誌「オルタナ」編集委員。上智大学法学部を卒業後、アジア最大の日本語媒体であるNNA(現在は共同通信グループ)のタイ支局とフィリピン支局を立ち上げる。電気新聞記者、フリーライター、デベックス・ジャパン・メディア部門責任者などを経て現職。合計10年以上の海外在住経験(米国、タイ、フィリピン、インドネシア、ベネズエラ)、およそ45カ国の渡航経験をもつ。青年海外協力隊のOBでもある。ハンモックのコレクター。

■コーディネーター

内藤獅友(NPO法人AYINA副代表、ベナン・コトヌー在住)
青年海外協力隊で東アフリカのルワンダで2年間活動後、ゾマホン駐日ベナン大使の甥ゾマホン・スールレレが代表を務める株式会社Africa NetworkとNPO法人AYINAの副代表を兼任。2019年5月からはベナンの現地法人Afric-Droneの副社長にもなりドローン事業を展開。アフリカと日本を繋げるAfrica by African(アフリカ人によるアフリカ発展)の実現に向けて活動中。2015年にNHK番組「SONGS」、2017年にテレビ東京の番組「世界ナゼそこに?日本人」に出演。
・ツイッター:@Naikel0311
・NPO法人AYINAフェイスブックページ:https://web.facebook.com/ayina.org/
・NPO法人AYINAウェブサイト:http://ayina.org/

■主催団体:特定非営利活動法人開発メディア

2012年8月17日設立。途上国・国際協力を専門とするNPOメディア「ganas」を運営。下のボードで記事を発信中。キャッチフレーズは「途上国を知る。世界が広がる。」

ウェブサイトhttp://www.ganas.or.jp
フェイスブックページhttps://www.facebook.com/ganas.or.jp
ツイッターhttps://twitter.com/devmedia_ganas
インスタグラムhttps://www.instagram.com/devmedia_ganas
メール:devmedia.ganas@gmail.com
所在地:埼玉県所沢市下安松521-6-101
電話:080-3432-4844(長光)、04-2968-5350

■『Global Media Camp』の報告会・説明会の全日程
~随時更新します。お気軽にお越しください! 途上国トークを聞くだけでも楽しめます~
*場所はJICA地球ひろば(最寄り駅は市ヶ谷)。12月27日のみ大阪。
*すべて無料です。

・11月9日(土)午後6時~7時45分
途上国のイメージをぶち壊す! 2020年春の『Global Media Camp in コロンビア/ベナン/ミャンマー/インド』説明会

・11月24日(日)午後6時30分~8時15分
地球の歩き方に載ってないところを取材すると何が見えるのか?『Global Media Camp inタイ』報告会

・12月6日(金)午後7時~8時45分
最短期間で途上国に詳しくなる方法!2020年春の『Global Media Camp in コロンビア/ベナン/ミャンマー/インド』説明会

・12月23日(月)午後7時~8時45分
世界を編集するとどうなるか?『Global Media Camp in コロンビア/ベナン/ミャンマー/インド』説明会

・12月27日(金)午後6時半~8時半
途上国のリアルを自分の足で取材しよう!Global Media Camp 報告会 in 関西

・2020年1月8日(水)午後7時~8時45分
春休みは記者になろう!『Global Media Camp inインド/ミャンマー/ベナン』説明会<今シーズン最後>

*個別でのご相談にも乗ります。ご連絡はdevmedia.ganas@gmail.comまで。お気軽にご連絡ください。

「途上国で記者に挑戦した自分をほめてあげたい」。『Global Media Camp』は、参加者にそう思ってもらえるような現地プログラムであり続けたいとブラッシュアップしてきました。2020年の春はぜひ、ベナン/コロンビア/ミャンマー/インドで記者になって、「途上国の生の知識の吸収」と「書く力などのスキルアップ」の2つを実現しませんか?

取材初日。取材しやすいところ(仕立屋)を選びましたが、それでも緊張します

取材初日。取材しやすいところ(仕立屋)を選びましたが、それでも緊張します

ベナン人の画家も取材しました。食べていける人も、食べていけない人もいるようです。複数の仕事を掛け持ち(副業)するのはベナン人にとっては当たり前

ベナン人の画家も取材しました。食べていける人も、食べていけない人もいるようです。複数の仕事を掛け持ち(副業)するのはベナン人にとっては当たり前

日本人参加者たち、取材を受けてくれたベナン人画家たち、通訳のベナン人たち

日本人参加者たち、取材を受けてくれたベナン人画家たち、通訳のベナン人たち

取材の後の昼食。ヤムイモから作ったお餅「アグー」に、チーズと肉を付け合わせで食べます。驚くほどおいしい

取材の後の昼食。ヤムイモから作ったお餅「アグー」に、チーズと肉を付け合わせで食べます。驚くほどおいしい。量が多いのも嬉しいです

アグーをつくレストランの女性たち。力仕事。日本人がやると一瞬でヘロヘロになります

アグーをつくレストランの女性たち。力仕事。日本人がやると一瞬でヘロヘロになります

この日は、アフリカ最大の水上集落「ガンビエ」の取材へ。奴隷狩りから逃れた人たちの子孫が暮らしています

この日は、アフリカ最大の水上集落「ガンビエ」の取材へ。奴隷狩りから逃れた人たちの子孫が暮らしています

こんなボートをチャーターして、水上の取材先へ向かいます。風が気持ちいい!

こんなボートをチャーターして、水上の取材先へ向かいます。風が気持ちいい!

ガンビエで取材する参加者(右)。真ん中は通訳、左が取材対象の住民(仕立屋)。ベナンのことを少しでも理解するには、言葉はもとより、取材をサポートしてくれる通訳の存在は欠かせません

ガンビエで取材する参加者(右)。真ん中は通訳、左が取材対象の住民(仕立屋)。ベナンのことを少しでも理解するには、言葉はもとより、取材をサポートしてくれる通訳の存在は欠かせません

参加者は通訳とペアになって、ガンビエの住民をそれぞれ取材します。何を聞くのも自由。好奇心をエンジンに深掘りしていきます

参加者は通訳とペアになって、ガンビエの住民をそれぞれ取材します。何を聞くのも自由。好奇心をエンジンに深掘りしていきます

ベナンの布(パーニュ)で服を仕立てた参加者たち。こんな服を着るだけで気持ちが明るくなりそうです。日本でもぜひ着たい

ベナンの布(パーニュ)で服を仕立てた参加者たち(左から2人目の女性が仕立屋)。こんな服を着るだけで気持ちが明るくなりそうです。日本でもぜひ着たい

ベナン・コトヌーの街中。バイクだらけ。バイクの専用レーンもあるなど、進歩的です。意外(?)と渋滞しています

ベナン・コトヌーの街中。バイクだらけ。バイクの専用レーンもあるなど、進歩的です。意外(?)と渋滞しています